運動をしたがらない、すぐ疲れる

pet's allright
  • 先天性心疾患

    生まれながらにして心臓の構造に障害がある疾患です。障害があっても、その種類や程度によってはほとんど症状が認められないこともありますが、生後まもなく死亡してしまうこともあります。ただ、猫は人や犬と比べる...

  • 心筋症

    心筋症は、遺伝性疾患の一つで、心筋(心臓の筋肉)が厚くなる場合(肥大型心筋症)と薄くなる場合(拡張型心筋症)があり、心筋の機能に異常をきたし、心臓の働きが弱くなる病気です。猫で最もよくみられるのは肥大...

  • 脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)

    脂肪(組)織炎は汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファットとも呼ばれます。脂肪組織に炎症が起こることで、発熱や炎症部分の痛みにより元気消失、食欲低下などがみられます。...

  • 肛門嚢炎

    肛門嚢炎は、肛門嚢という肛門の近くにある、においのある分泌物をつくっている袋状の器官に炎症が起こった状態をいいます。肛門嚢に細菌感染が起こって内部に膿汁がたまる肛門嚢膿瘍になると、肛門嚢が破裂してしま...

  • 肥満細胞腫

    体に異物が侵入すると肥満細胞と呼ばれる細胞にある分泌顆粒のヒスタミンやヘパリンなどの物質を放出して、アレルギー反応と局所の炎症反応を引き起こします。その細胞が腫瘍化することで起こる病気です。若齢でも発...

  • 心不全

    心不全とは、心臓そのもの、もしくは心臓とかかわる臓器に何らかの異常が生じ、血液を正常に送り出せなくなってしまう状態のことです。心不全は心臓の右側(右心系)か左側(左心系)のどちらかに生じることもあれば...

  • 椎間板ヘルニア

    背骨の間に挟まっている椎間板と呼ばれるクッションがつぶれ、変形してしまった状態のことです。外傷や肥満、老化などにより椎間板が破れてしまうと、中の髄核が外に飛び出し、近くにある神経や脊髄を圧迫してしまう...

  • 伝染性腹膜炎(FIP)

    コロナウイルスの一種である猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)によって引き起こされる一連の症状を指します。猫伝染性腹膜炎ウイルスは自然界には存在せず、多くの猫が保有している猫腸コロナウイルス(FECV)...

  • 膵炎(すい炎、膵臓炎、すい臓炎)

    膵炎(すい炎、膵臓炎、すい臓炎)は、膵臓に炎症が起こった状態です。炎症により、膵臓の組織が壊れて、タンパク質を溶かす膵臓の酵素が漏れ、膵臓本体だけでなく、ひどいときには周囲の臓器を溶かしてしまいます。...

  • 子宮蓄膿症

    子宮蓄膿症は、子宮に細菌が感染して炎症が起こり、子宮内に膿がたまってしまった状態です...

  • 子宮がん(子宮の悪性腫瘍)

    猫での子宮がん(子宮の悪性腫瘍)は主に腺がんが中心ですが、比較的発症はまれです。発症しても初期では無症状のことが多いですが、外陰部から異常なおりものが見られるようになります。血や膿が混じるおりものやお...

  • 条虫症

    条虫症は、いくつもの体節からなる条虫と言われる寄生虫が猫の小腸内に寄生し、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすことがある病気です。日本では10種類以上の条虫が猫に寄生し、細長くて平べったい体が特徴で、いわ...

  • 骨折

    骨折は、主に交通事故や高い場所からの落下事故などによって起こります。骨折に気づかずに放置してしまうと、骨が変形して接着したり、時には、変形性関節症を起こしやすくなったりすることがあります。また、複雑骨...

  • 消化管型リンパ腫

    消化管型リンパ腫は、リンパ球(白血球の一種で免疫を担っている)が、がん化するリンパ腫の一種です。猫のリンパ腫では最も発生の多いタイプです。発症の平均年齢は8歳以降の高齢猫での発生が多いとされています。...

  • 縦隔型リンパ腫

    縦隔型リンパ腫はリンパ球(白血球の一種で免疫を担っている)が、がん化するリンパ腫の一種です。胸腔内にある胸腺や縦隔リンパ節が腫れることで、肺が圧迫されて呼吸困難や胸水の貯留をおこします。...

  • 脂肪肝(肝リピドーシス)

    脂肪肝(肝リピドーシス)は、脂質代謝異常により肝臓に過剰な脂肪が蓄積し、肝機能障害を起こす病気です。(特に太った)猫が、数日間、何も食べないような場合や、黄疸が見られる場合には、脂肪肝(肝リピドーシス...

  • 糸球体腎炎

    糸球体腎炎は、腎臓にある血液をろ過する働きを持つ糸球体に、炎症が起こる病気です。ウイルスや細菌の侵入が原因で発症するケースが多いです。...

  • 中耳炎

    中耳炎は、鼓膜の奥にある中耳(鼓膜の振動を耳の奥へと伝える役割を果たす部分)に炎症が起き、耳に痛みが生じる病気です。猫の中耳炎の多くは、細菌や耳ダニの感染などによる外耳炎が進行して、炎症が鼓膜の奥にま...

  • 肺炎

    肺になんらかの原因で炎症が発生した状態を肺炎と言います。肺に炎症が発生すると正常な酸素と二酸化炭素のガス交換ができなくなり、呼吸困難に陥ります。一般的に咽頭炎や気管支炎よりも重症化するケースが多いよう...

  • 膿胸

    何らかの原因によって細菌が胸膜に感染し、胸腔内に膿が溜まる病気です。胸腔内に膿が溜まることで肺の伸縮を阻害し、それによって呼吸に異常が発生します。...

  • 乳腺炎

    乳汁を産生する乳腺と呼ばれる腺組織に炎症が生じた状態のことです。一般的に出産後、授乳中の母猫に見られますが、授乳をしなくなった後にも発症することがあります。...

  • 溶血性貧血

    溶血性貧血は、赤血球が血管内や脾臓、肝臓、骨髄内などで異常かつ過度に破壊されること(溶血)により生じる貧血です。じゅどな溶血性貧血では酸素を運搬する正常な赤血球が不足するため、全身が酸素欠乏状態になり...

  • 慢性腎不全

    尿のろ過を行っている腎臓の基本的な機能単位であり、腎小体とそれに続く1本の尿細管から構成されているネフロンが緩やかに壊れていき、両腎のネフロンの約3/4が機能不全に陥った状態のことです。急性腎不全では...

  • ヘモバルトネラ症

    猫伝染性貧血とも呼ばれ、ヘモプラズマの感染によって起こります。以前はリケッチアの一種であるヘモバルトネラと呼ばれていましたが、現在ではマイコプラズマの一種であることが確認され、ヘモプラズマと呼ばれてい...