ホルモン・内分泌系
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白血病ウイルス感染症
猫白血病ウイルス(FeLV)は唾液、尿、涙液、母乳、血液そして胎盤を介して他の猫に感染します。空気伝播の感染はあまり多くなく、喧嘩による外傷(噛み傷)と口や鼻への直接の接触が最も多い感染源と思われます...
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上皮小体の異常
上皮小体ホルモンを分泌する内分泌器官で甲状腺の近くにあり、体内のカルシウム代謝を調節する機能を持っています。異常としては上皮小体機能亢進症と上皮小体機能低下症があります。...
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甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモン(体の発育・新陳代謝を促すホルモン)の分泌量が通常よりも活発になる病気です。中~高年齢の猫に多く見られる病気で、落ち着きがなく活動性が増します。食欲が旺盛にも関わらず...
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糖尿病
糖尿病とは、糖を細胞に取り込むホルモンの一種であるインスリンの働きが悪くなることで、血液中の糖が多くなってしまう病気です。インスリンは膵臓から分泌されており、血液中のグルコース(糖)を細胞内に取り入れ...
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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌によって引き起こされる病気です。おもに水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が異常に増すなどの症状が見られます。その...
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溶血性貧血
溶血性貧血は、赤血球が血管内や脾臓、肝臓、骨髄内などで異常かつ過度に破壊されること(溶血)により生じる貧血です。じゅどな溶血性貧血では酸素を運搬する正常な赤血球が不足するため、全身が酸素欠乏状態になり...
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ヘモバルトネラ症
猫伝染性貧血とも呼ばれ、ヘモプラズマの感染によって起こります。以前はリケッチアの一種であるヘモバルトネラと呼ばれていましたが、現在ではマイコプラズマの一種であることが確認され、ヘモプラズマと呼ばれてい...