泌尿器官

pet's allright
  • 扁平上皮がん

    扁平上皮癌とは、皮膚の最上部を占めている扁平上皮細胞が癌化した状態を指し、爪の周りや四肢、腹部などの皮膚、口腔や膀胱の粘膜、副鼻腔、気管支などに発生するがん(悪性腫瘍)です。扁平上皮癌の症状は発生した...

  • 膀胱結石

    犬の膀胱結石とは、尿をためる袋とも言うべき膀胱に結石を生じた状態を言います。尿道結石とともに尿路結石症のなかでは一般的に見られるものです。発症すると、排尿困難や血尿などの症状が現れます。多くが細菌性の...

  • 膀胱炎

    犬の膀胱炎は泌尿器系の病気の中でもかかりやすく、なかなか治らず、一度完治しても再発を繰り返すことの多い厄介な病気です。細菌感染や寄生虫・真菌の感染、腫瘍などによって膀胱に炎症が起こります。オスよりもメ...

  • ネフローゼ症候群

    ネフローゼ症候群とは、腎臓の不要物を濾過する部位である糸球体(ネフロン)に障害が起こることがきっかけとなり、尿中に大量の蛋白質が漏れでてしまう病態のことを指します。尿中へのたんぱく尿の増加から低アルブ...

  • 尿崩症

    尿崩症は、脳下垂体や腎臓に問題が生じ、腎臓における水分の再吸収の機能が働かなくなることによって発症します。尿の量が急激に多くなるなどの症状が見られます。発症原因に応じて、ホルモン製剤や利尿剤を投与し、...

  • 尿毒症

    尿毒症とは、腎不全の進行によって腎機能が著しく低下して尿がうまく産生されず、本来尿中に排出される有毒物質が体外に排出されずに血中に残る状態を指し、全身の臓器に深刻な障害をもたらします。最悪の場合には、...

  • 尿道結石

    尿道結石は、膀胱などでつくられた結石が尿道に詰まる病気です。尿道がふさがれてしまうため、尿量の減少が症状としてみられるようになります。血尿を伴ったり、放置によって急性腎不全を発症し、尿毒症を引き起こし...

  • 水腎症

    腎臓で作られた尿は尿管を通って膀胱へ溜められ、体外に排出されますが、この通り道のいずれかが閉塞して尿が腎臓に逆行し、腎臓や尿管が拡張した状態を指します。拡張した腎臓や尿管は大きく、または太く腫れて見ら...

  • 腎不全

    腎不全とはなんらかの理由により腎臓が障害された結果、体内の老廃物の排泄や水分・電解質バランスの調節などの機能に異常をきたした状態です。急性腎不全と慢性腎不全に分けられます。急性腎不全は急激に症状が悪化...

  • 会陰ヘルニア

    会陰ヘルニアは肛門の近くの会陰部で起こるヘルニアで、会陰部を構成する筋肉が緩むことでヘルニア孔となり、腹腔内の消化管や脂肪、時には膀胱が脱出する病気です。未去勢の6~8歳の雄犬に好発し、性ホルモンの不...