熱がある
-
脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)
脂肪(組)織炎は汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファットとも呼ばれます。脂肪組織に炎症が起こることで、発熱や炎症部分の痛みにより元気消失、食欲低下などがみられます。...
-
肛門嚢炎
肛門嚢炎は、肛門嚢という肛門の近くにある、においのある分泌物をつくっている袋状の器官に炎症が起こった状態をいいます。肛門嚢に細菌感染が起こって内部に膿汁がたまる肛門嚢膿瘍になると、肛門嚢が破裂してしま...
-
白血病ウイルス感染症
猫白血病ウイルス(FeLV)は唾液、尿、涙液、母乳、血液そして胎盤を介して他の猫に感染します。空気伝播の感染はあまり多くなく、喧嘩による外傷(噛み傷)と口や鼻への直接の接触が最も多い感染源と思われます...
-
伝染性腹膜炎(FIP)
コロナウイルスの一種である猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)によって引き起こされる一連の症状を指します。猫伝染性腹膜炎ウイルスは自然界には存在せず、多くの猫が保有している猫腸コロナウイルス(FECV)...
-
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症は、子宮に細菌が感染して炎症が起こり、子宮内に膿がたまってしまった状態です...
-
熱中症
体内にたまった熱を外界に逃がすことができず、全身の機能不全に陥った状態を言います。猫は人間のように汗をかき、その気化熱を利用して体温を下げることができず、パンティングによって呼吸器系から体にたまった熱...
-
猫汎白血球減少症
パルボウイルスの一種である猫汎白血球減少症ウイルス(FPV)によって引き起こされる感染症です。このウイルスが引き起こす猫汎白血球減少症は致死率と伝染性が高く、消毒・清浄化が困難なことで知られています。...
-
腎盂腎炎
腎臓の中の腎盂と呼ばれる部分に炎症が発生し、腎臓が機能不全を起こした状態を言います。...
-
骨髄性腫瘍(真性白血病)
骨髄性腫瘍は、骨髄に腫瘍ができる病気です。別名「真性白血病」とも呼ばれます。初期段階では発見が難しく、判明したときには既に症状がかなり進行していることが多いです。白血病ウイルスが骨髄まで感染することで...
-
中耳炎
中耳炎は、鼓膜の奥にある中耳(鼓膜の振動を耳の奥へと伝える役割を果たす部分)に炎症が起き、耳に痛みが生じる病気です。猫の中耳炎の多くは、細菌や耳ダニの感染などによる外耳炎が進行して、炎症が鼓膜の奥にま...
-
脳炎・脊髄炎
脳とそれを包んでいる髄膜に炎症が発生した状態のことです。猫の中枢神経は脳と脊髄から成り立っており、それらを守るように髄膜が外側を覆って、内部には髄液と呼ばれる液体が循環しています。...
-
肺炎
肺になんらかの原因で炎症が発生した状態を肺炎と言います。肺に炎症が発生すると正常な酸素と二酸化炭素のガス交換ができなくなり、呼吸困難に陥ります。一般的に咽頭炎や気管支炎よりも重症化するケースが多いよう...
-
膿胸
何らかの原因によって細菌が胸膜に感染し、胸腔内に膿が溜まる病気です。胸腔内に膿が溜まることで肺の伸縮を阻害し、それによって呼吸に異常が発生します。...
-
乳腺炎
乳汁を産生する乳腺と呼ばれる腺組織に炎症が生じた状態のことです。一般的に出産後、授乳中の母猫に見られますが、授乳をしなくなった後にも発症することがあります。...
-
トキソプラズマ症
トキソプラズマ症は、トキソプラズマという原虫(寄生性原生生物)の感染によって起こる病気です。トキソプラズマは全てのほ乳類と鳥類に感染するとされ、人にも動物にも感染する人畜共通感染症です。健康な人が感染...
-
膀胱炎
猫の膀胱炎とは、尿をためる袋とも言うべき膀胱に炎症が発生した状態を言います。膀胱とは腎臓から送られてくる尿を一時的に溜める袋状の器官であり、左右の腎臓から尿管を通して尿を受け取り、尿道を通して体外に排...
-
ヘモバルトネラ症
猫伝染性貧血とも呼ばれ、ヘモプラズマの感染によって起こります。以前はリケッチアの一種であるヘモバルトネラと呼ばれていましたが、現在ではマイコプラズマの一種であることが確認され、ヘモプラズマと呼ばれてい...