毛が抜ける、毛ヅヤが悪い、フケが多い
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スタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)
スタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)は、尾のつけ根あたりにある尾腺の皮脂の分泌が過剰となる病気です。去勢をしていないオスの猫に多く見られる病気ですが、原因はよくわかっていません。...
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脂漏症(脂漏性皮膚炎)
脂漏症とは、皮膚腺からの皮脂分泌が異常になることにより、皮膚の角質化が進行してしまう皮膚病です。皮脂が多く、皮膚や被毛がベタベタして、皮膚上にかさぶたや、悪臭やかゆみを伴う脂の塊ができる油性脂漏症と、...
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好酸球性肉芽腫症候群
好酸球性肉芽腫症候群は、病変部に白血球の1種である好酸球が多数集まった肉芽腫ができる病気です。無痛性潰瘍、好酸球性プラーク、好酸球性肉芽腫が代表的な病型として挙げられます。対症療法として合成副腎皮質ホ...
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腎炎(糸球体腎炎)
腎臓の糸球体が炎症を起こしてしまう症状です。...
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糸球体腎炎
糸球体腎炎は、腎臓にある血液をろ過する働きを持つ糸球体に、炎症が起こる病気です。ウイルスや細菌の侵入が原因で発症するケースが多いです。...
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ツメダニ症
ツメダニ症とは、ダニの一種であるツメダニが猫の皮膚に寄生することで発症する皮膚病です。症状としては、大量のフケが出て、かさぶた、湿疹、脱毛などがありますが、強いかゆみを伴うことはほとんどありません。ツ...
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皮膚糸状菌症(白癬)
皮膚糸状菌症とは、真菌の一種である皮膚糸状菌が感染することで発症する病気のことです。猫では発症しても、その症状は一般的に軽いですが、成猫に比べて皮膚の防御機能が未熟な子猫や免疫力が低下している猫は、皮...
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ノミアレルギー性皮膚炎
ノミアレルギー性皮膚炎とは、ノミの唾液に対するアレルギー反応によって皮膚が炎症を起こし、患部が赤くなったりかゆくなったりする病気のことです。強いかゆみがあるため、猫は自分自身で患部を掻いたり舐めたりし...
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扁平上皮がん
扁平上皮がんは、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支など体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚や口腔内...
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日光皮膚炎
日光に当たることで皮膚が炎症を起こした状態で、好発部位は、耳の先端まぶたの下、鼻の表面、唇など、被毛がまばらで、なおかつ直射日光を受けやすい場所と言われています。紫外線を通しやすい白っぽい色の品種が危...
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日光皮膚炎(日光過敏症)
猫の日光皮膚炎は、強い日差しに慢性的に曝露されることによって起こる皮膚の病気です。強い紫外線が原因となり、主に直射日光を受けやすい部分である耳の先端やまぶたの下、鼻の表面、口唇など、被毛がまばらな部位...
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ニキビダニ症
毛包虫(ニキビダニ)が猫の皮膚表面や毛包、皮脂腺に寄生して炎症を引き起こした状態のことです。...
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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌によって引き起こされる病気です。おもに水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が異常に増すなどの症状が見られます。その...
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基底細胞腫
基底細胞腫とは皮膚の表皮の一番基底部にある細胞の腫瘍のことです。猫の皮膚腫瘍の約3割は、この基底細胞腫で、皮膚腫瘍の中で最も発症例の多い病気と言われています。悪性度が低く、90%以上が良性とされる腫瘍...