目
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中毒
何らかの薬物や化学物質、食べ物などを口にしたり、吸い込んだり、皮膚から吸収したりして、体のどこかに機能障害を引き起こした状態のことをいいます。猫は体が小さいため、人間に比べるとほんの少しの量でも中毒を...
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進行性網膜萎縮
網膜に存在する視細胞が徐々に萎縮することで視力障害を起こし、最終的に失明する病気で、遺伝性疾患です。発症すると効果的な治療法が存在しません。...
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白内障
眼球内にある水晶体と呼ばれる組織が白くにごってしまった状態のことです。このため、猫の視力は次第に低下します。犬に比べてまれですが、猫同士のケンカや事故などで目に深い傷を負うことで、猫も白内障を起こすこ...
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緑内障
緑内障は眼球内の内圧(眼圧)が上昇するなどし、網膜や視神経に障害をきたす状態を指します。眼球内部を循環する眼房水の正常な循環が阻害され、眼房水の排出がされずに生じる高眼圧が主要な原因となりますが、猫で...
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流涙症(涙目)
流涙症(涙目)とは、涙が目からあふれ、まぶたの外に流れ落ちている状態のことです。これは、角膜炎や結膜炎などが原因となって涙の分泌量自体が増えている場合と、涙小管や鼻涙管といった涙を鼻の奥に排出する器官...
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結膜炎
結膜炎にかかると、目やにが出たり、まぶたが閉じて開かなくなることもあります。多くはウイルスやクラミジアなどの感染が原因で発症し、感染が広がります。他にも、アレルギーや角膜炎から結膜炎を引き起こす可能性...
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扁平上皮がん
扁平上皮がんは、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支など体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚や口腔内...
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網膜変性症
目の奥にある色や明暗、視覚情報を識別する役割をもつ網膜と呼ばれる部分が、遺伝性あるいは後天性に変異するため、視覚に障害が生じる病気です。症状が進行すると失明に至る場合があります。...
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脈絡網膜炎
眼球の後ろ側にある、脈絡膜に炎症が起きた状態です。症状は片目だけに出ることもあれば、両目に出ることもあり、炎症が視神経にまで達すると視力障害をきたします。目そのものに原因があることもありますが、全身性...
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眼瞼内反症
眼瞼内反症になると、眼瞼が内側を向いてしまいます。角膜や結膜などにまぶた周囲の被毛が触れ続けているので、目に多くの症状が見られようになります。治療は、手術で内側に向いているまぶたを整形します。予防法は...
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角膜炎
角膜炎は、ほこりが目に入るなどの外傷による角膜へのダメージや、ウイルス、真菌や細菌などの病原体に感染することで、角膜に炎症を引き起こします。治療せず悪化すると視力の低下や失明してしまう可能性があります...