骨・関節
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レッグ・ペルテス病(レッグ・パーセス病)
犬のレッグ・ペルテス病は、はっきりとした原因は不明ですが、大腿骨頭(だいたいこっとう:太ももの骨の、骨盤と連結している部分)への血行が阻害され、大腿骨の骨頭が壊死してしまう病気です。主な症状として跛行...
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ライム病
ライム病はボレリアという細菌の一種に感染することによって発症する病気です。発症すると、発熱や食欲の低下、足を引きずる、体重が落ちるなどの症状が現れます。以前は日本ではあまりみられなかったのですが、ここ...
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変形性骨関節症(DJD)
変形性骨関節症は、関節軟骨の変化により関節に痛みや腫れが生じ、進行すると変形をきたす病気です。加齢に伴う軟骨の老化によって発生する原発性(一次性)変形性骨関節症と他の病気が引き金となって発症する続発性...
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骨肉腫
骨肉腫は、骨にできるがん(悪性腫瘍)です。老齢の大型犬に多く見られます。発症箇所は四肢(肩甲骨や大腿骨の端)が多い為、初期症状として軽度の跛行が見られます。悪性度が非常に強く、診断された段階ではすでに...
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膝蓋骨脱臼
犬の膝蓋骨脱臼は、後肢(後ろ足)の膝蓋骨(しつがいこつ:ひざの関節のお皿)が、滑車溝といわれる正常な位置から内外へはずれてしまう(脱臼する)状態をいいます。完全に外れた状態を脱臼というのに対し、不完全...
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骨折
犬の骨折は、主に交通事故、銃撃、喧嘩、高所からの落下などによって起こります。骨折した部位によって症状は異なりますが、歩行障害や神経麻痺、排便・排尿障害などの症状がみられます。骨折の形状や重症度は外傷時...
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股関節形成不全(股関節形成異常)
股関節形成不全は、大型犬によくみられる病気で、股関節が正常に形成されていないことや変形することによる発育異常で、両側性での発症が多く、関節炎を起こし、歩き方などに異変を起こします。...
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関節リウマチ(リウマチ様関節炎)
関節リウマチは、関節に炎症と腫れを引き起こす自己免疫性の疾患です。これを発症した犬は、関節に痛みを感じるようになります。関節周辺の組織に、免疫複合体が沈着することが原因と考えられていますが、はっきりと...