腫瘍・しこりができている
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スタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)
スタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)は、尾のつけ根あたりにある尾腺の皮脂の分泌が過剰となる病気です。去勢をしていないオスの猫に多く見られる病気ですが、原因はよくわかっていません。...
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脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)
脂肪(組)織炎は汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファットとも呼ばれます。脂肪組織に炎症が起こることで、発熱や炎症部分の痛みにより元気消失、食欲低下などがみられます。...
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肥満細胞腫
体に異物が侵入すると肥満細胞と呼ばれる細胞にある分泌顆粒のヒスタミンやヘパリンなどの物質を放出して、アレルギー反応と局所の炎症反応を引き起こします。その細胞が腫瘍化することで起こる病気です。若齢でも発...
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水頭症(水痘症)
脳や脊髄の周囲を循環している脳脊髄液と呼ばれる液体が、何らかの理由で増え、脳を圧迫してしまった先天性疾患です。...
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直腸脱
腸の一部が肛門から体外に出てしまう病気で、脱出した腸は自力ではなかなか戻らず、乾燥し壊死してしまうため、早期の整復処置が必要になります。もし出てしまったときには腸が乾燥しないように湿らせておき、急いで...
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子宮がん(子宮の悪性腫瘍)
猫での子宮がん(子宮の悪性腫瘍)は主に腺がんが中心ですが、比較的発症はまれです。発症しても初期では無症状のことが多いですが、外陰部から異常なおりものが見られるようになります。血や膿が混じるおりものやお...
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口内炎
口内炎は、歯ぐきや舌、口の中の粘膜が様々な要因によって傷つけられることによってその部分が赤く腫れて、ただれや潰瘍を生じたり、出血したりする他、口臭やよだれがひどくなったりといった症状が見られる病気です...
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水腎症
水腎症は、腎臓でつくられた尿を運ぶ尿路のどこかが閉塞したため、腎臓の腎盂(じんう)と呼ばれる部位に尿がたまって腎臓全体が拡張した状態です。左右の腎臓の片方だけに発生するケースが多く、その場合は無症状で...
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扁平上皮がん
扁平上皮がんは、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支など体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚や口腔内...
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乳腺腫瘍
乳腺にできた腫瘍のことをいいます。その約9割はがん(悪性腫瘍)といわれているため、早期発見が重要な病気です。...