皮膚がおかしい(変色・発疹・炎症・かさぶた・痒がる)

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  • 肛門嚢炎

    肛門嚢炎は、肛門嚢という肛門の近くにある、においのある分泌物をつくっている袋状の器官に炎症が起こった状態をいいます。肛門嚢に細菌感染が起こって内部に膿汁がたまる肛門嚢膿瘍になると、肛門嚢が破裂してしま...

  • 白血病ウイルス感染症

    猫白血病ウイルス(FeLV)は唾液、尿、涙液、母乳、血液そして胎盤を介して他の猫に感染します。空気伝播の感染はあまり多くなく、喧嘩による外傷(噛み傷)と口や鼻への直接の接触が最も多い感染源と思われます...

  • 脂漏症(脂漏性皮膚炎)

    脂漏症とは、皮膚腺からの皮脂分泌が異常になることにより、皮膚の角質化が進行してしまう皮膚病です。皮脂が多く、皮膚や被毛がベタベタして、皮膚上にかさぶたや、悪臭やかゆみを伴う脂の塊ができる油性脂漏症と、...

  • 条虫症

    条虫症は、いくつもの体節からなる条虫と言われる寄生虫が猫の小腸内に寄生し、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすことがある病気です。日本では10種類以上の条虫が猫に寄生し、細長くて平べったい体が特徴で、いわ...

  • 好酸球性肉芽腫症候群

    好酸球性肉芽腫症候群は、病変部に白血球の1種である好酸球が多数集まった肉芽腫ができる病気です。無痛性潰瘍、好酸球性プラーク、好酸球性肉芽腫が代表的な病型として挙げられます。対症療法として合成副腎皮質ホ...

  • ツメダニ症

    ツメダニ症とは、ダニの一種であるツメダニが猫の皮膚に寄生することで発症する皮膚病です。症状としては、大量のフケが出て、かさぶた、湿疹、脱毛などがありますが、強いかゆみを伴うことはほとんどありません。ツ...

  • 皮膚糸状菌症(白癬)

    皮膚糸状菌症とは、真菌の一種である皮膚糸状菌が感染することで発症する病気のことです。猫では発症しても、その症状は一般的に軽いですが、成猫に比べて皮膚の防御機能が未熟な子猫や免疫力が低下している猫は、皮...

  • 脳炎・脊髄炎

    脳とそれを包んでいる髄膜に炎症が発生した状態のことです。猫の中枢神経は脳と脊髄から成り立っており、それらを守るように髄膜が外側を覆って、内部には髄液と呼ばれる液体が循環しています。...

  • ノミアレルギー性皮膚炎

    ノミアレルギー性皮膚炎とは、ノミの唾液に対するアレルギー反応によって皮膚が炎症を起こし、患部が赤くなったりかゆくなったりする病気のことです。強いかゆみがあるため、猫は自分自身で患部を掻いたり舐めたりし...

  • 扁平上皮がん

    扁平上皮がんは、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支など体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚や口腔内...

  • 日光皮膚炎

    日光に当たることで皮膚が炎症を起こした状態で、好発部位は、耳の先端まぶたの下、鼻の表面、唇など、被毛がまばらで、なおかつ直射日光を受けやすい場所と言われています。紫外線を通しやすい白っぽい色の品種が危...

  • 日光皮膚炎(日光過敏症)

    猫の日光皮膚炎は、強い日差しに慢性的に曝露されることによって起こる皮膚の病気です。強い紫外線が原因となり、主に直射日光を受けやすい部分である耳の先端やまぶたの下、鼻の表面、口唇など、被毛がまばらな部位...

  • ニキビダニ症

    毛包虫(ニキビダニ)が猫の皮膚表面や毛包、皮脂腺に寄生して炎症を引き起こした状態のことです。...