主な症状
亢進症:食欲不振、元気がない、多飲多尿、嘔吐、便秘、脱水、膀胱結石、この症状になると骨が変形する・骨折しやすくなるなどの症状がでます。
低下症:全身性の発作、神経過敏、など
予防方法
栄養性の上皮小体機能亢進症の予防のためビタミンD不足による低カルシウム血症にならないようにします。過度のおやつ(たとえばレバーなど)によって、カルシウム量は適正でも、リンとの摂取バランスが崩れている(理想は1:1)可能性もありますので、不必要なおやつを控えたり、リン酸塩を含まないような素材に切り替えます。
原因
腫瘍などによる原発性、栄養性、腎性の上皮小体機能亢進症があります。猫が食事によってカルシウムを十分にとらないで不足すると栄養性の上皮小体機能亢進症がすすみビタミンD欠乏になりカルシウムを吸収できなくなるクル病になり、骨が正常に成長しなくなってしまいます。
また上皮小体機能低下症の原因は腫瘍や手術が一般的です。猫での発生は少ないです。
治療方法
手術で摘出する、内服両方など原因にあった治療が必要となります。