台風 犬猫 PET'S ALL RIGHT
今年2016年8月から9月にかけて、日本列島に上陸する台風の数がとても多いですね。例年よりも遅く発生した台風一号ですが、その後、怒涛の勢いで日本を横断している印象があります。台風が来ると低気圧が発生し、その影響で体調が悪くなる人いらっしゃいますが、実は猫や猫も低気圧が苦手ということをご存知でしょうか?

◼ 低気圧が及ぼす体への影響とは?

犬猫台風
梅雨や台風が近づいてくると、体調が悪くなる人がいますね。病名として、気象病という名前がつけられています。症状は、腰が痛くなったり、頭痛がしたり、耳鳴りがしたりと、人によって様々。この症状は、低気圧が原因と推測されています。気圧が低くなると、血管が広がり、内蔵が膨張するのですが、血管や内蔵が膨らむとその分、血流が悪くなり、貧血の状態になり、むくみやすくなります。

◼ ずっと眠っている愛猫や愛犬には、わけがあった!

犬猫台風
犬や猫は、体力の低下できるだけ抑えようとします。そのため、昼も夜もずっと眠り続けるのです。また、猫は完全肉食であり、狩猟動物であるため、雨の日はエネルギー温存のため、休養に時間を使っていると言われています。そのため、一日中、ごろごろと寝ている姿が見られるわけです。(参考記事:https://dictionary.petsallright.net/archives/411)また、ペットとして飼われている犬は、雨の日はお散歩中止と飼い主さんから言われることも多く、家でふて寝している犬も多いと言われています。こちらは、なんとも可愛い理由ですね。

◼ 飼い主にできる対策は、体を温めてあげること

台風犬猫
気圧の影響でおこる食欲の低下やむくみの状態を改善する専用のお薬は今現在ありません。ペットが眠っている最中は、無理に起こさず、話しかけずに、そっとしてあげるようにしましょう。犬や猫は、寒暖差が苦手な動物ですので、なるべく一定の体温を維持できるように、部屋の温度をキープしたり、毛布やマットを用意してあげるようにして下さい。人間は暑く感じるかもしれませんが、ホットカーペットや暖房器具をつけてあげると、さらに喜ぶこと

◼ 最悪の場合、死に至ることも。

持病を抱えていたり、高齢の犬猫は、突然体調悪化することがあるそうです。様子がおかしいと気づいた場合は、なるべく早く獣医師に相談するようにしましょう。最悪の場合、命を落とすこともいますので、注意を払って上げて下さい。台風で自宅から出れない場合やかかりつけ医が診察をしていない場合は、webで診断してくれるサービスを活用し、ペットの体調を相談することをおすすめします。