犬 室内運動
雨の日や猛暑日、皆さんは愛犬の散歩をどうしていますか?雨の日や暑い日でも散歩へ連れて行く飼い主さんもいますが、実際なかなか大変ですよね。外へ散歩に行けなくなると、散歩が好きな犬はストレスを感じてしまいます。散歩に行けない日でも、室内でストレス解消ができるように、脳も体も刺激する楽しい運動法を紹介します。

室内でできる体を動かす遊び

普段から、走り回ったり散歩に行ったりと、体を動かすことが大好きな犬は、外に行けず十分な運動ができないとかなりのストレスを感じてしまいます。そんなとき、室内でも体を動かしてストレス解消をしてあげたいですよね。

室内でできる体を使った遊びでおすすめなのは、ボール遊びやおもちゃの引っ張り合いです。まずはボールに興味を持ってもらうことから始めます。ボールを口にくわえさせて口から離したらおやつと交換という風にして繰り返すと、徐々に投げたボールをくわえて持ってくることを覚えてくれます。
また、ボールをなかなか離してくれない犬や、追いかけはするが持ってきてくれない子に対しては、ボールを二つ使うのがおすすめです。一つ目のボールに夢中になっているときに、もう一つを見せると自然とボールを離して寄ってきてくれます。特に、小型犬にとっては室内のボール遊びは充分な運動になるため、ストレス解消ができます。また、ボール遊びを覚えると、外での長距離のボール遊びもできるようになるのでおすすめです。

また、ロープやひも状のおもちゃを使って引っ張り合いをする遊びもおすすめです。ボール遊びのように走り回ることはしませんが、おもちゃを引っ張りあうことで力を使うので、いい運動になります。おもちゃではなくても、タオルなどでも代用できるので、気軽に遊んであげられる遊びです。ひとつ注意点として、ロープやひも状のおもちゃ、タオルなどは犬が噛んで遊んでいると、繊維がほつれてくる場合があり、この繊維を誤飲すると大変危険ですので、必ず飼い主さんが一緒についているときに遊ばせるようにしましょう。

室内でできる脳に刺激を与える遊び

犬 室内運動

愛犬が大型犬だと、室内で激しい遊びをすることはとても難しいですよね。また、小型犬でも普段から運動をあまりしないという子や、運動が苦手な子におすすめなのは、体を動かすよりも、脳に刺激を与えてストレス解消ができる遊びです。 まず、気軽にできるのはおやつかくしです。これは、犬の優れた嗅覚を使っておやつを探す遊びで、見つけたらそのおやつがもらえるので犬にとってはとても楽しい脳トレーニングの1つです。おやつかくしは、手におやつをかくしてどっちに入っているかを犬に考えさせて、当たったらご褒美におやつをあげるという遊びです。

手に隠すのではなく、部屋の中に隠すという遊びもあります。おやつを見せてから部屋の外でマテをさせて、椅子の上や物陰におやつを隠します。その後、犬を部屋に入れおやつを探してもらう遊びです。ただ、この遊びをしていないときもおやつを探すようになってしまうと困るので、遊びの始まりと終わりがわかるように、最初と最後にはおすわりをさせ、遊びに使う専用のおやつを決めるようにしましょう。また、おやつを中にいれて自分で取り出すというおもちゃがあります。知育のおもちゃとしてペットショップに様々な種類の物が販売されています。そのようなおもちゃも脳に刺激を与えてストレス解消になるのでおすすめです。

室内でできる脳も体も刺激になる遊び

犬 室内運動

室内で、脳も体もどちらにも刺激になる遊びが出来るととてもストレス解消になります。運動が好きな犬も運動が苦手な犬でも、愛犬のペースで遊べるかくれんぼがおすすめです。 かくれんぼは、普段から「待て」が出来る子ならすぐに始める事ができます。まず、「待て」をした状態から、家の中に飼い主さんが隠れます。そして「待て」を解除する合図で探してもらいます。最初は近い距離から始めて、見つけられたら褒めてあげたりおやつを与えたりします。そうすると段々とルールが分かってくるので、家の中のどこに隠れても見つけられるようになります。 かくれんぼの他には、トレーニングもおすすめです。トレーニングは、しつけとも言われていますが、簡単な「お手」「おすわり」「待て」のほか、アイコンタクトを取る練習や様々な芸を遊び感覚で覚えてもらいます。体にも脳にも刺激になるだけでなく、「待て」ができたり、アイコンタクトをとれるようになると、日頃の生活の中で犬にも飼い主さんにも有益なメリットがあるのでおすすめです。

まとめ

天気や気温の状況によっては、いつものようには外で運動ができない、お散歩に行けないこともあり、運動ができないことで愛犬がストレスを感じているんじゃないか、と悩みを持っている飼い主さんのために、体にも脳にも刺激を与える室内でできる運動法を紹介しました。外で散歩や運動ができないことを残念、可哀想と思うよりも、室内でできる遊びをうまく取り入れて愛犬と楽しみましょう。室内運動で愛犬とのコミュニケーションを取り、飼い主さんも愛犬も一緒に楽しんでストレスを解消しましょう。とはいえ、一緒に遊びたいのにうまくいかない、もっと他の遊びも知りたいといったときには、ペッツオーライのしつけ相談を利用してトレーナーさんにアドバイスをもらいましょう。

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