愛犬との信頼関係はしっかりと築けていますか?毎日の散歩はもちろん、一緒に遊んであげたり、コミュニケーションをとることによって、愛犬との信頼関係を築くことができます。
愛犬とのコミュニケーションはばっちりであるのにも関わらず、愛犬に噛まれた経験がある人はいませんか?愛犬が噛んでくる原因についてご説明いたします!
歯がムズムズするから
愛犬がまだ生後1歳未満の場合、歯の生え変わりによって、歯がむずがゆくなるため、ストレスが溜まり飼い主を噛んでしまうことがあります。歯がムズムズすることを解消するために、愛犬とボールで遊んだり、木のおもちゃ等、噛み応えのあるおもちゃを与えると良いでしょう。犬用のガム等も、歯のムズムズを解消するためには効果的です。
遊んでほしい
愛犬が飼い主を噛むのは、遊んでほしいという気持ちの表れです。これは、噛むというよりも、歯を当てるような動作をしますので、強い痛みは感じないでしょう。
飼い主が、愛犬を撫でたり、構おうとした際に歯を当てて噛もうとしてくるのは、飼い主に遊んでもらえると考えているためですので、このときに愛犬の要求に応えて遊んでしまうと、噛み癖の原因にもなるため注意が必要です。
飼い主との関係性を確認している
愛犬が飼い主を噛んだあとの飼い主の反応を確かめるために、噛んでくることがあります。これは、上下関係をはっきりさせようとする気持ちから起こる行動であり、飼い主を噛んだ際に、飼い主がしっかりと愛犬を叱ることができなければ、愛犬は「飼い主を噛んでも怒られなかったということは、自分のほうが立場が上なんだ」と理解してしまいます。
そのため、愛犬が飼い主に対して噛んできたときには、たとえ甘噛みでもしっかりと叱ることが重要です。
興奮しているから
犬は、興奮すると自分を抑えることができなくなってしまうことがあります。これは、しっかりとしつけがされている犬には少ないですが、しつけが足りていない犬は、興奮状態になると、攻撃的になり、飼い主やほかの人、犬にまで危害を加える可能性がありますので、注意が必要です。
犬が興奮する前に、飼い主が落ち着いて対応をしたり、犬が興奮したときのために、伏せ等のしつけをしっかりと教えておくことが大事です。
恐怖を感じている
犬は、あまりに恐怖を感じると、攻撃的になります。臆病な犬は、突然頭を撫でられたりするとびっくりして噛んでしまうことがあります。臆病でなくとも、危険だと感じる人や犬と対峙した際に、恐怖のために攻撃的になることがあります。
これは、「やられる前にやる」という犬の考えから起こります。過度なしつけを繰り返している場合には、愛犬は大きな恐怖を感じ、飼い主に対して噛んでくる可能性がありますので、しつけはアメとムチをしっかりと使い分けるようにしましょう。
犬の本能によるもの
犬は動いたり、逃げるものを追いかけて噛みつく習性があります。これは、狩猟本能によるものであるため、なかなか予防することは難しいでしょう。愛犬とフリスビーをしたり、一緒にボール遊びをしているときに噛まれた場合は、おもちゃと一緒に動いている飼い主の手に反応してしまい、思わず噛んでしまったものと考えられます。
まとめ
愛犬が飼い主を噛む原因は様々です。嬉しさを感じたとき、恐怖を感じたとき、遊んでほしいとき、甘えてほしいとき、と、色々な原因が考えられます。愛犬が噛む原因を知ることで、その後の対応をとることができます。ひとつだけ注意しておきたいことは、愛犬はただ気まぐれで噛んでいるわけでなく、必ず噛む理由があるということを理解しておくことです。