犬 しつけ やり方
あなたの愛犬は、きちんとしつけが出来ていますか?もしかしたら、無駄吠えや粗相に悩まされているのではないでしょうか。犬のしつけは、子犬でなくても問題はありません。10歳の犬でも、しつけをすることが出来るのです。それには、犬のしつけの基本を知っていなければなりません。自慢の愛犬にするために、犬のしつけの基本をしっかりと覚えておきましょう!

愛犬との信頼関係

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愛犬はあなたの言うことをきちんと聞いてくれますか?もしも何を言っても相手にしてもらえない、無視をされるのであれば、それは愛犬との信頼関係を築くことが出来ていないと言えます。犬のしつけの基本は、まず愛犬との信頼関係を築くことです。

信頼関係を築く方法としては、毎日愛犬とのコミュニケーションの時間を確保することです。毎日愛犬とコミュニケーションをとっているのに、しつけになると無視をされてしまう人は、信頼関係がまだ築けていない証拠です。毎日のコミュニケーションとは、散歩やボール遊びのことです。

毎日の散歩はしっかりと時間をかけて朝晩最低でも20分はするようにしましょう。そして、散歩中には愛犬とのアイコンタクトをすることが出来るように、愛犬に優しく話しかけながら散歩をすると良いでしょう。

また、散歩中に公園等でボール遊びをしたり、帰宅後も室内でおもちゃで一緒に遊んであげることで、愛犬は「この人と一緒にいると楽しい」と感じるようになります。まずは2週間程度、しつけのことは忘れて愛犬とのコミュニケーションに時間をとるようにしましょう。

しつけの基本は「アメとムチ」

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愛犬とコミュニケーションをとり、愛犬が飼い主と一緒にいることが楽しいと感じ始めたら、やっとしつけの第一段階に入ったといえます。愛犬のしつけで気をつけなければいけないことですが、「アメとムチ」をしっかりと与えるようにすることを意識しましょう。

甘やかしてばかりでは、飼い主のことを軽く見てしまいますし、厳しすぎるしつけは、愛犬に恐怖を与えてしまい、常に怯えるようになってしまいます。

褒めるときは大袈裟に!

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しつけの際、愛犬をどのように褒めていますか?たいていの人は、「よしよし」と言いながら愛犬を撫でたり、「よし!」と言っておやつを与えているだけでしょう。しかし、どちらも愛犬を褒めるには正しいとは言えません。

特に、「よし!」と言いおやつを与えるのは、犬は褒められているとわからないまま、おやつだけもらえるので、いつまでたってもしつけを覚えることができません。愛犬を褒めるときの正しい褒め方は、周りの目を気にせずに大袈裟に褒めてあげることです。

外でしつけをしているのであれば、愛犬の名前を大きな声で言いながら、「そうだ!おりこう!」等、愛犬を大袈裟に褒めてあげましょう。この際、なるべく高めの声で言ってあげると、犬は褒められていると理解しやすいです。また、一緒に愛犬と走ったりしながら褒めてあげると、さらに愛犬は褒められていると感じるでしょう。

そして、おやつやボール等のご褒美は、褒めている最中に与えるようにしましょう。犬としては、褒めるのと同時にご褒美を与えられると、ご褒美のためにしつけをするようになってしまいます。そうではなく、褒めている最中にご褒美を与えることで、「しつけをすれば褒めてくれ、なおかつご褒美までもらえる」と認識し、しつけを覚えるスピードが段違いに早くなります。

叱るときは一瞬!

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褒めるのとは逆で、犬を叱るときには「こら!」や「だめ!」等を言いながら一瞬リードを引くだけにしましょう。長々と説教のように叱ると、犬は何が原因で叱られたのかわからなくなってしまい、飼い主への嫌悪感だけが募ってしまいます。

まとめ

愛犬のしつけは、アメとムチを上手に使うことで、すぐに覚えてくれます。「ウチの犬は物覚えが悪いから・・・」と言っている人がいますが、どの犬も頭は良いです。どんな犬種でも、しつけは出来ます。犬の物覚えが悪いだけではなく、飼い主の教え方が悪いだけです。大事なのは、しっかりと思い切り愛犬を褒めてあげること。長々と叱らないこと。それを覚えるだけで、愛犬のしつけは楽になるでしょう。

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