ペット 犬 猫 適切な距離
あなたはペットとどのように生活をしていますか?ペットとの距離感を保つことができていますか?ペットとの距離感というのは、お互いにストレスを感じることのないように生活ができるようにする、意識しておいたほうが良いことのひとつです。ペットとの適切な距離感についてご説明いたします。

ペットとの距離感を保てていないと分離不安になる可能性が

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分離不安とは、飼い主が不在時に、ペットが大きな不安を抱えてしまうことで、家具や家電の破壊やトイレの場所を間違ってしまったり、過剰に吠えてしまう等の症状が現れます。分離不安のほとんどは飼い主がペットと適切な距離感を保てていないことが原因です。

分離不安になると飼い主がほかの部屋に行っただけで吠えたり鳴いたりし、トイレにもついてこようとするため、飼い主が不在の状況になると犬は大きなストレスを感じてしまいます。精神的なストレスだけでなく分離不安は嘔吐や震え等、健康面でも害を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

分離不安の原因は、飼い主がペットに対して溺愛してしまい、常にペットと共に生活をしようと行動をしたり、ペットの要求吠えや要求鳴きに応じてしまうことが原因です。そのため、適切な距離感を保つことは、ペットの精神面、健康面でも非常に重要なことです。

ペットがゆっくりできる場所を作る

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あなたのペットは、雷が鳴ったり大きな音等でびっくりしたときに、隠れるような場所はありますか?飼い主に向かって助けを求めてくるのも結構ですが、ペットと適切な距離感を保ちたいのであれば、ペットが日頃1匹でゆっくりとできる場所を確保することです。

ケージの中にベッドを設置したり、猫であればキャットタワー等、ここであれば安全という場所を確保することにより、ペットは飼い主に依存しすぎない距離感を保つことができるでしょう。

ペットは家族、でも一番は飼い主

あなたにとってペットは家族の1人でしょう。それは間違いではありませんし、今後もその考えで問題はありません。しかし忘れてはいけないのは、あくまで飼い主やほかの人間がペットの上の立場でなければならないということです。ペットに甘やかしてばかりいると、ペットは飼い主との距離感を勘違いしてしまい、自分がボスと感じるようになってしまいます。

そのため、ペットがいたずらをしたときや、犬や人に迷惑をかけたとき等にはしっかりと叱りましょう。ペット、特に犬にとってはボスの存在は気持ちが落ち着き、ストレスの少ない生活をすることができます。ペットの立場が飼い主よりも上になってしまうと飼い主も大変ですし、もちろん犬も大きなストレスとなってしまいます。

ペットの反応を見ながら適切な距離感を考える

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ペットはそれぞれ、様々な性格を持っています。人見知りであったり、逆に人が大好きなペットもいるでしょう。内気な性格のペットに対して、飼い主のほうから無理に距離感を縮めようとするとかえって逆効果になってしまい、ペットのストレスとなることがあります。

対して、人とのコミュニケーションが大好きなペットに適切な距離感が大事だと考え、コミュニケーションをあえて減らすようにするとそのペットにはそれがストレスとなってしまいます。飼い主がペットの性格を一番理解しています。そのため、適切な距離感を保つためにはペットの性格を踏まえた上で考えるようにしましょう。

まとめ

ペットとの適切な距離感は、お互いが快適に生活をする上で重要なことです。ペットとの適切な距離感を保つために大事なことは「ペットが1匹でも安心できる場所を確保すること」が一番大事なことです。ペットとの絆を深め、互いに信頼できる関係になれるように、日々生活をしていきましょう。

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