猫 おやつ 必要
あなたは愛猫に日頃からおやつを与えていますか?犬にとってのおやつはしつけの道具としても活用できますが、猫にとってのおやつはどのような役割なのでしょうか?そもそも、猫におやつは必要なのでしょうか?もしも必要であれば、どのような与え方が適切なのでしょうか?猫のおやつの必要性についてご説明いたします!

コミュニケーションの手段としておやつを利用しましょう

猫 おやつ あげかた
犬からすれば、1日の楽しみは食事と散歩です。しかし、完全室内飼いの猫にとっては、1日の楽しみは食事しかありません。もちろん飼い主と遊ぶことも猫の楽しみにひとつではありますが、基本的には毎日の食事を楽しみに生活をしています。そのため、食事の時間以外に、おやつをもらえることは猫にとって幸せを感じるでしょう。

また、そのおやつを与えてくれる人が、大好きな飼い主であったらなおさらです。そのため、おやつをコミュニケーションの手段として利用している飼い主は多いです。

おやつを栄養補助食品として与える

猫のおやつには、様々な栄養素が補助されているものがあります。日頃の食事で補うことが難しい栄養素をおやつで補う方法もあります。しかし、基本的には市販されている総合栄養食を与えていれば、栄養不足になることは少ないでしょう。そのため、猫に食欲がない場合等に食欲を増進させることを期待しておやつを与えると良いかもしれません。

猫をおやつで誘導する

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猫を別の部屋に誘導したい時等に、おやつを有効利用すると良いでしょう。抱っこが苦手な猫等、触られることが苦手である猫を相手にする時に、おやつを利用した誘導は効果的です。

しつけにも効果的

犬と同様に、猫のおやつはしつけにも利用できます。犬程の効果ではないにせよ、例えば、名前を読んだらそばに寄ってきた、病院に行けた、トイレを覚えた等、猫が嫌がることを終えた後等に与えると効果的です。

人の食べ物をおやつとして与えない

猫 おやつ あげかた
当たり前のことですが、人の食べている物を猫に与えることは絶対にやめましょう。猫にとって人の食べ物は、塩分がとても高いです。そのため、健康面でのリスクが高くなってしまいます。食事中に猫が甘えてきて、可愛いからと人の食べ物を与える人がいますが、本当に可愛くて長生きしてほしいのであれば、人の食べ物を与えることはおすすめできません。

猫のおやつは必ずしも必要ではない

先述したとおり、猫のおやつは必ず与えなければいけない物ではありません。私たち人間にとってもおやつという存在は、あくまでも娯楽的な位置づけであり、毎日おやつを食べていると健康的ではありません。猫も同様です。

おやつばかりを欲しがって、本来食べてもらいたいフードを嫌がるようになったりして、栄養的にも偏りが出る場合があります。そのため、おやつを食べることを当たり前にしないこと、猫からおやつを求めてきた場合でも、それに応える形でおやつを与えることは避けるなど、与え方に気を付けましょう。

おやつの与える量には注意しましょう

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気を付けておきたいことが、猫におやつを与える際の量です。毎日猫におやつを与えることは、猫の肥満にも繋がります。そのため、猫におやつを与えるのは3日に1回程度で良いでしょう。

また、煮干し等にはカルシウムが豊富に含まれているため、たくさん与えたほうが良いと考えがちですが、煮干しには塩分も多く含まれており、ミネラルも豊富であるため、煮干しを多く与えることは、塩分超過や尿路結石にも繋がる可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

猫のおやつは、猫の健康に害を及ぼすことのないよう、与え方や量、塩分などに注意しながら与えることができれば、猫とのコミュニケーションの手段となり、猫との信頼関係を築くことができるでしょう。また、猫のおやつの塩分が気になるという人は、手作りのおやつに挑戦してみても良いのではないでしょうか。愛猫への愛がさらに深まるかもしれません。

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