犬 猫 アイコンタクト 意味
ふと熱い視線を感じて振り返ると、愛犬や愛猫と目が合うこと、ありませんか?犬や猫のアイコンタクトには、実はさまざまな理由があります。愛犬・愛猫の気持ちを読み取るために、アイコンタクトの意味を探っていきましょう。

犬のアイコンタクトの意味

犬 猫 アイコンタクト 意味
犬は人間の目を見て指示や感情、上下関係を読み取ろうとします。飼い主さんの目に注目させることは、犬に最初に教えなければならない基本のしつけでもあります。

ごはんや散歩を要求している

飼い主さんを見つめながら、首を上下に動かしたり口を開けてワクワクしたようなしぐさをとったりする時は、何かを要求している証。こんな時の犬は「ごはんはまだ?」「散歩に行きたいなぁ!」などといった気持ちでしょう。自分の希望が叶うことを期待して、飼い主さんを熱く見つめています。

飼い主さんの行動を観察している

愛犬にとって飼い主さんはリーダー。リーダーが次に何をするのか、自分はどんな行動を取るべきか、じっと見つめて考えています。初めての場所や状況でとまどった時などは、見つめながら飼い主さんの指示を待っています。

飼い主さんへの愛情表現

犬 アイコンタクト 意味
要求や観察以外に犬が飼い主さんを見つめる時は、シンプルな愛情表現です。人間を信頼している犬は、飼い主さんのそばにいることで安心し、穏やかな気持ちになっています。愛犬が落ち着いた様子でこちらを見つめていたら、愛情たっぷりに声をかけ、なでてあげましょう。

敵意の表れ

野性味が強い犬や初対面の犬の目をじっと見つめると、敵意の表現と受け取られることがあります。人とコミュニケーションを取るうちに好意的なアイコンタクトを身につけてきましたが、犬にとって本来は「目を合わせる」=「敵意がある」ことの表明になります。初めて会う犬や家に迎えたばかりの犬には、最初は目を見つめずに接すると良いでしょう。

猫のアイコンタクトの意味

犬 猫 アイコンタクト 意味
猫のアイコンタクトの基本はまばたきです。まばたきを伴う場合は好意的なアイコンタクト、そうでない場合は緊張感や敵意を持っていると覚えておきましょう。

飼い主さんへの返事

名前を呼ばれた時などに、猫がまばたきで返事をすることがあります。飼い主さんを信頼しているため、大きなリアクションをとらなくても分かってくれると思っているようです。まばたきの他に、しっぽの先や耳を動かすことで返事をすることもあります。

飼い主さんを信頼し、リラックスしている

ゆっくりと目を細めたり両目を閉じたりする時の猫は、目の前の飼い主さんを信頼して安心しきった気持ちでいっぱいです。愛猫がこちらを見つめ、ゆっくりとまばたきをしたら、それは飼い主さんのことが好きという気持ちの表れでもあります。

まばたきをしない時は緊張状態

猫 アイコンタクト 意味
猫がまばたきをせずにじーっとこちらを見つめている時は緊張状態です。猫のケンカはお互いに見つめ合い、目をそらしたほうが負けというものなので、まばたきをせずに猫の目を見つめ続けることは挑発行為に当たります。猫と目が合ったら人間がまばたきをするなどして敵意がないことを伝えましょう。

まとめ

犬と猫とではアイコンタクトに違いがあることが分かりました。特に、犬が飼い主さんをじっと見つめることは愛情表現の一つですが、猫では敵意の表れになることは覚えておきましょう。愛犬・愛猫のアイコンタクトを正しく読み取って、ぜひ日々のコミュニケーションに役立ててください!

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