犬 ドッグラン マナー
飼い主と犬が一緒に楽しめる憩いの場であるドッグラン。犬からしてみれば、リードをつけずに思い切り走り回ることができ、運動不足とストレスの解消になります。ほかの犬と友達になったり、一緒に遊んでいる姿を見ることは飼い主も楽しめるでしょう。

そんな誰でも楽しむことができるドッグランですが、マナーを守ることができないと楽しめるものも楽しめなくなってしまいます。ドッグランで犬を遊ばせる際に、飼い主が気を付けたいマナーについてご説明いたします。

まずは最低限のしつけをしましょう

ドッグラン 準備
ドッグランで愛犬が楽しめても、ほかの犬や人に迷惑をかけてはいけません。ドッグランを利用するにあたり、飼い主が一番気を付けなければならない点がおすわりや待て、ふせ等の一通りのしつけを覚えさせておくことです。

ドッグランは犬が走り回り、ボールやおもちゃで愛犬と遊んでいる人もいる場所です。そんな環境では、犬は興奮しやすいのは当たり前です。その中で、犬が興奮した際にしっかりと抑えることができなければいけません。

最悪の場合、ほかの犬や人に怪我をさせてしまう可能性もあるのです。愛犬が興奮して走り回るようであればふせやおすわり等をさせ、一度愛犬を落ち着かせてあげましょう。

ロングリードを持っていく

ドッグラン マナー
初めてのドッグランやほかの犬に慣れていない犬をドッグランに連れていく場合には、ロングリードを持参すると良いでしょう。ロングリードがない場合は、散歩で使用しているリードでも問題ありません。

人見知りをしたり、子犬のころに社会化が足りなかった場合、ドッグランで大勢の犬に囲まれたりするとパニックになってしまうことが考えられます。そういった場合には、まずリードをつけて愛犬を自分の近くにいるようにさせましょう。愛犬がドッグランの空気に徐々に慣れてきたら、リードを外して遊ばせてみましょう。

ワクチン接種をする

犬を飼育する上で最低限のマナーですが、ドッグランに行く場合は必ずワクチン接種等を済ませてから行きましょう。多くのドッグランは、ワクチン接種の完了を確認しますので、ワクチン摂取等の注射を済ませておかないとドッグランへの入場ができない場合があります。

排泄物の処理はしっかりと

ドッグランでは様々な犬がいますので、そこら中に排泄物があると衛生的に良くありません。そのため、散歩のときと同様に排泄物を処理できる袋を用意しましょう。

ほかの犬に不用意に触らない

犬 ドッグラン マナー
ドッグランは様々な犬種や性格の犬が集まるため、飼い主としてもとても見ごたえのある楽しい場所です。しかし、はじめて会うほかの犬に突然触ることはマナーとしては良くありません。

なぜなら、その犬がとても臆病であったり、もしくは凶暴である可能性も考えられるからです。基本的にドッグランでの怪我等は、当事者で解決することがほとんどです。

そのため不用意にほかの犬を触ることは避け、しゃがんだりして犬が寄ってくることを待ち、可能であればその犬の飼い主に触っていいかを確認した上で触ったり遊んだりするようにしましょう。

子どもを連れて行く場合は注意して

ドッグラン 注意事項 準備
ドッグランはマナーを守れば、家族でも楽しめる場所です。もちろん小さな子どもでもマナーを守れば楽しむことができます。しかし、愛犬ばかりに気を取られて、気が付いたら子どもが勝手にほかの犬を触ったり走り回ったりするのであれば、ドッグランに行くことはおすすめできません。

子どもは走ることが好きな子が多く、ドッグランのように広い場所ではなおさら走りたくなってしまうでしょう。しかし、犬は本能的に走るものを追う習性があるため、狩猟本能から子どもに噛み付いてしまう可能性も考えられます。そのため、子どもと犬の両方を管理できるようにしてから、ドッグランに行くようにしましょう。

まとめ

マナーを守ればドッグランは愛犬、飼い主ともに出会いの場として最適です。最低限のマナーを理解しドッグランの規則も守った上で怪我なく楽しむようにしましょう。

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