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ジメジメとした湿度と気温の高い梅雨時は、犬の体調にも気を付けたい時期です。雨の日が続く梅雨時は、お散歩も短時間になりがちですので、運動不足も気になります。犬が梅雨時を快適に過ごせる室内環境と梅雨時の過ごし方、ケアのポイントについてご説明いたします。

散歩のあとは地肌まで乾くように、しっかりとドライヤーを!

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犬の毎日の楽しみといえば、食事と運動(遊び)です。梅雨時だからといって散歩に行かずに室内にこもっているのは、犬にとってストレスの原因になりますし運動不足にもなってしまいます。

そのため、よほど外が危険でない限りは散歩に連れて行くようにしましょう。雨の中を散歩したあとは、犬の身体が濡れて湿っていると思いますので、清潔なタオルで水気を取り、ドライヤーで地肌までしっかりと乾かしてあげましょう。

濡れた身体のまま室内にいると、地肌で菌が繁殖し皮膚病を引き起こすことにもなってしまいます。ドライヤーを使う際には、地肌が熱くならないように離れた位置から風をあてるようにするか、冷風を使って乾かしてあげましょう。

食事の食べ残しはすぐに片づける

梅雨時は、湿気が高いため食器の中にフードを置きっぱなしにしていると、犬が食べて食中毒を起こす可能性があります。そのため、フードの食べ残しがあったとしても出しっぱなしにはせず、すぐに片づけてきれいに洗い流しましょう。

特にウェットフードは、梅雨時に放置しておくと食中毒のリスクが高まりますので、すぐに片づけるようにしましょう。また、水も清潔な状態を保つことで菌の繁殖を防ぎ、食中毒から犬を守ることができます。なるべくこまめに水を交換していつでも新鮮な水を飲めるようにしてあげるとよいでしょう。

犬の落ち着ける場所を含め、室内は常に清潔に!

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犬用ベッドは、散歩から帰ってきた犬が寝たりして汚れが溜まりやすく、ダニやカビなどの菌が繁殖してしまいます。いくらシャンプーで犬をきれいにし地肌までしっかりとドライヤーで乾かしたとしても、いつも犬がいる場所が不潔であれば意味がありません。

そのため、犬用ベッドのほかソファやカーペット、私たち人間が寝るベッド等、犬がゆっくりとくつろぐ場所は清潔に保つようにしましょう。毎日の掃除機はもちろん、空気清浄機や除湿器を使用するほか、犬用ベッドなど洗えるものはこまめに洗濯をすることが重要です。

長毛種や耳が垂れている犬種は特に被毛のケアを重視して

梅雨時は湿度が高いため、長毛の犬種は被毛の内部、耳の垂れた犬種は耳の中が非常に蒸れやすくなります。特に耳の垂れた犬種は、耳の中が蒸れることにより、外耳炎等の耳の病気になってしまう可能性も考えられますので注意が必要です。

長毛種であればこまめなブラッシングをし、被毛を常に清潔に保ち、耳の垂れた犬種は定期的に耳掃除をすることで、皮膚や耳の病気予防につながります。短毛の犬種であっても、梅雨時は皮膚病のリスクが高まりますので、ラバーブラシを使用したり被毛をきれいに拭いてあげるなどしてトラブルを未然に防いであげましょう。

トイレシートはすぐに換える

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清潔でなければならないのはトイレも同様です。使用済のトイレシートを放置しておくとにおいがこもることはもちろんのこと、菌が繁殖する原因にもなってしまいます。

そのため、犬が排泄したあとのペットシートは、まだ使用できそうだとしても処分するのが無難でしょう。

まとめ

ジメジメした梅雨時に快適に過ごすためのキーワードは、「清潔」と「換気」です。犬の被毛、地肌、耳の中をはじめ全身を常に清潔に保つことで、様々な病気のリスクを軽減できます。食事の管理も同様です。

また、室内の換気をして空気も清潔にするよう心がけることで、菌の繁殖もある程度防ぐことができます。一年の中でも過ごしにくい梅雨時にはいつも以上に室内環境を整え、犬が快適に生活できるように努力することも飼い主の務めでしょう。

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