梅雨が明けたら夏本番。日本の夏は、とにかく蒸し暑く、猛暑と言われています。アスファルトに囲まれた都会では、その影響による暑さが倍増しているように感じますよね。人間より背丈が低く、アスファルトと距離の近い犬たちはどれほど暑いのでしょうか。暑いときは地面の温度は50度にまで達することもあると言われています。

肉球が熱を通さないと言われてはいるもののくつを履かない彼らの足は大丈夫なのでしょうか。また、人間と違って汗をかくこともないのですから、温度調整は舌を出すことぐらい。そんな彼らにあったらいいなと思う、「外出先で使う、暑さ対策グッズ」を今日は紹介していきたいと思います。

■全身をひんや〜りしてくれる一着があると便利です!

本当は暑くない夜の時間にお散歩にいけたらいいのでしょうが、中々そううまくはいきませんよね。だから冷却グッズがあるとベストなのです。まず、愛犬の全身を冷やせるもの、それは冷却服「ひんやりウェア」です。

値段も安いものなら¥1000程から、高くても¥3000程度。飼い主さんの判断で選べる価格帯ですね。見た目は犬の洋服のようで、レインコートに近い素材になっている物や柄なども少し夏使用のようなかわいいものが沢山あります。
機能としては、冷感に加えて、UVカットされているものあり、アスファルトの反射からもしっかり守ってくれる安心ですね。給水、さらには速乾などあらゆる機能が付いており、まず、水に浸してから着させるものもあります。デザインにもこだわりたいところですが、まずは、機能を重視して選ぶことをおすすめします。

■アスファルトの熱から愛犬を守るひんやりシューズ

犬は靴を履かないもの。そんな常識を覆してくれるのがこのひんやりシューズ。アスファルトの熱さから守ってくれるのです。値段は安いものは¥500~¥1500くらいとお手頃です。

ただネット販売でのレビューの中には、履かせたところバタバタして履かせるのに苦労したという声が見られたので、無理に履かせないようにしてあげて下さいね。また小型犬には合わないものもあるようなので、サイズをしっかり確認することも大事です。
中には「犬の足のサイズなんてどう測るの?!」という方もいらっしゃると思います。縦は爪先から後ろ肉球まで、横は肉球の一番広い部分というのが正しい寸法です。知っておくと役に立つかもしれませんね。

■ひんやりボトル

人間の熱中症対策で最初に上がるのはなんといっても水分補給です。水を補給するのはすごく大事なことというのは、周知の通り。ペットも一緒で、常時でもお水をあげられたら、暑さも和らぐこと間違いなし。そこでうってつけのグッズが「ひんやりボトル」。外でお水をあげられるような入れ物です。

ペットボトルのような形状になっている物もありますが、ボウル状のものもあります。シリコン素材のもので普段はペタンコに潰すことが出来るので持ち運びも簡単です。お値段がお手頃なものが多く、大体¥1000を下回るものが殆どです。お散歩の時だけでなく旅行のときなどでも使えるので一つ持っておくとなにかと便利なのではないでしょうか。