Lazy cat lying猫ちゃんの抜け毛で家じゅう毛だらけ…なんてことはありませんか。猫の毛があんまり家じゅうに舞い散っていると、くしゃみが出てしまったり、洗ったばかりの衣類にも毛がたくさんついてしまったり、何かと困りますよね。

特に、猫の毛が生え変わる春と秋の時期には、抜け毛が激しくて、大変さが増しますが、今回は、ちょっとした工夫で猫ちゃんを上手にお手入れして、抜け毛とうまく付き合っていく方法について、お伝えします。

猫のためにできること

Woman using a comb brush the Persian cat

ブラッシング

猫ちゃんの抜け毛対策の基本は、ブラッシングです。子猫の時から、スキンシップの一環として、まめにブラッシングをして、ブラッシングによく慣れさせてあげましょう。ブラッシングを嫌がる子猫は多いかもしれません。ですから、上手に慣れさせることが肝心です。

手でなでられることに慣れていない子猫ちゃんの場合は、まずは、手でなでるところから、はじめましょう。毛並に沿って、優しくなでてあげます。子猫が、気持ちいいと感じるように、ソフトなタッチでなでましょう。首や背中からはじめて、慣れてきたら、お腹や内またも、ちょっとずつなでてあげます。ただし、嫌がるのに無理やり、なでくりまわすのはやめましょう。

それに慣れたら、ブラッシング。左手で優しくなでてあげながら、右手でそっと、ブラッシングをします。「可愛いねえ。えらいねえ」って、ほめてあげながら、優しくブラッシングをしてあげましょう。少しだけブラッシングをして、すぐに終わること。嫌がる前にやめることが、ポイントです。
Little kitten sitting in the basket
はじめは、とにかく、ちょっとずつ。猫ちゃんが喜ぶ場所から、少しずつ、範囲を広げていきましょう。ブラッシングって気持ちがいいんだなあと、覚えさせてあげることが肝心です。

子猫のうちから、ブラッシング好きになったら、しめたもの。毎日、ブラッシングをすれば、家じゅうに舞い散る抜け毛を減らすことができますよ。

また、長毛種の猫ちゃんであれば、ブラッシングは毛玉予防にもなりますから、習慣にしておくことは猫ちゃんのためにもなりますね。

シャンプーでごっそり抜こう

wash cat
基本的に、猫は自分の身体をなめて清潔にしているので、シャンプーはあまり必要ないといわれています。体臭もあまりありませんから、そういう意味でもいりません。ですが、抜け毛の多い時期にグルーミングをしていると、舌に絡まった毛を飲み込んで、胃の中に毛球ができてしまうこともあります。

そんなとき、抜け毛対策にはシャンプーが効果的。春と秋、猫の毛が生え変わる時期に、一回ずつシャンプーをするだけでも、ごっそりと毛が抜けて、毎日の抜け毛の量が確実に減ります。

ただし、シャンプーを嫌がる猫ちゃんも多いので、無理は禁物。お湯が身体にかかっただけでも興奮してしまうようならば、シャンプーは控えて、毎日のブラッシングでお手入れしてあげましょう。

住環境のためにできること

Little kitten

空気清浄器を回しておこう

猫の毛は、とても細くてふわふわと軽いものです。ですから、空気清浄器を回しておけば、空気中にふわふわ漂っている猫の毛を、空気清浄器が吸い取ってくれます。

6畳の部屋なら、8畳用など、一回り大きめのものを使用すると、よく毛を吸い込んでくれますから、おすすめです。

まとめ

いかがでしたか。猫の毛が抜け落ちることは生理的なものであり、当然のこと。カーペットやソファーなどに付着した猫の毛を掃除機や粘着テープなどで取り除いても、抜けてくる前にお手入れをしてあげないと、きりがありませんね。ブラッシングなどで、抜け落ちて舞い散る毛を減らす工夫をしましょう。

そのためには、飼い主さんが、こまめにお手入れをしてあげることが大切です。猫ちゃんのお手入れを日常的におこなうことで、住環境もよくなるはずです。日々、大変かもしれませんが、習慣にできるようコツコツと続けましょう。

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