ブラッシングなど、体を清潔に保つためにグルーミングはとても重要。実は、グルーミングの効果はそれだけではありません。ペットの体を触り、異常がないか皮膚の状態をしっかりチェックすることができるので、日頃の健康診断としても役立つのです。今回は、お手入れの仕方と、健康チェックのポイントをご紹介します。

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photo by wagsupply

■グルーミングのコツ大公開!

ペットのからだをきれいにするためにするグルーミング。「ブラッシング」、「シャンプー」、「耳の手入れ」のそれぞれについて、よりペットを清潔にできるコツをご紹介します!

ブラッシング
マルチーズなどの長毛種や、テリアのようなワイヤー種には、スリッカーブラシを使います。この時毛の根元からではなく、先端からゆっくりブラシを通していきます。毛玉ができたらブラシを無理に通さずに、手でもつれをほぐしましょう。
ダルメシアンのような短毛種には、ラバーブラシや獣毛ブラシを使います。力を入れすぎず、ピンの面を犬の皮膚に対して平行に使用するのがポイントです。

シャンプー
シャワーの温度は38度くらいで、尻尾の方からゆっくり濡らしていきます。ペットが水にびっくりしないように丁寧にかけてあげましょう。
シャンプーをするときは、四肢やおなかはよごれがたまりやすいので特にしっかり洗うように。そして、すすぎ残しは皮膚炎のもとにもなるので、しっかり洗い流してすっきりさせてあげてください。

耳の手入れ
ペットには耳かきではなく、イヤークリーナーを使って耳のよごれを落としてあげましょう。耳はとてもデリケートな部分。イヤークリーナーを耳に入れ、そっと外耳道を揉むと、耳の奥からよごれが現れます。しっかりふき取ってあげましょう。

■グルーミングを通じてわかるペットの健康状態

グルーミングの最中は、ペットのからだを触り、くまなく健康状態をチェックすることができます。皮膚の細かい変化に気づくことが、早期に病気に気づく秘訣です。

皮膚に傷や炎症が見つかったり、皮膚の表面が腫れている様子が見られた時は要注意。それに加え、脱毛やフケがいつもよりも多い時、ノミやダニのような寄生虫を見つけた時、皮膚のベタつき・ざらつきなど、いつもと違う触り心地の時も注意してください。
大切なペットに少しでも異変を感じたら、自宅でケアするのではなく、早めに動物病院に連れていきましょう。