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あなたのおうちのわんちゃんは、「構ってちゃん」ではありませんか?家族の姿が見えたら駆け寄ってきて、「なでなでして!」「あそんで!」「一緒にいて!」と言っているかのように大興奮していたりはしませんか?そんな無邪気で愛くるしい姿に癒されずにはいられないのですが、どうしても愛犬に構ってあげられない瞬間ってありますよね。

朝の身支度をしているときや、食事を作っているとき、お客様が来ているときなどは、やはり少し落ち着いてもらいたいものです。そんなハイテンションわんちゃんをおりこうにするためのヒントは、飼い主さんとのコミュニケーションの中に隠れています!

どうして落ち着いてくれないの?

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そもそも、犬の性格はいつ形成されるのでしょう。犬種や遺伝で産まれたときから?離乳をする頃?生後2.3カ月経ったら?我が家に迎え入れてから?

これらは全部正解です。産まれてから毎日、性格は少しずつ形成されていきます。人間と同じで、遺伝で生まれ持った性格もありますが、日々の生活や環境によって、いくつになっても性格が変わることがあるのです。

じゃあ落ち着きのない犬はどうしてそんな性格になるの?という話になりますが・・・ずばり、犬を取り囲む環境が賑やかであれば、その犬も明るくハイテンションな子になる傾向があります。

逆に言えば、例えば一人暮らしで落ち着いた人が飼う犬は、同様に落ち着きのある子になりやすいのです。とはいえ、生後1歳までの子犬たちは、多かれ少なかれいたずらをしたりはしゃいだりすることが一般的です。

「うちの子、時折スイッチが入ったかのように家じゅうを走り回って止まらなくなることがあるんです」といった声を聞きますが、その子はちっともおかしくありませんのでご安心を!

興奮している犬を落ち着かせるには

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「ちょっと落ち着いて!」といってもなかなか止まらないのが犬です。しかし、犬が興奮している原因は、飼い主さん自身にあるのかもしれません。構ってあげられないとき、不用意に犬の名前を呼んだりしていませんか?「あとで遊んであげるからね~」なんて優しく声をかけてはいませんか?

犬は人間の言葉の内容までは理解していません。覚えるのはせいぜい単語で、「イイことが起きる言葉」と「イヤなことが起きる言葉」はよく覚えますが、細かい内容まではわからないのです。

名前を呼ばれたら犬は喜びます。これまでの経験で、名前を呼ばれると、遊んでもらえたり、ごほうびがもらえると思うからです。また、飼い主さんの優しい声を聞くと、褒めてもらっていると考えるのも同様の理由です。

どうしてもしばらく構ってあげられないときは、名前を呼ばず、できるだけ無視をしてしまうほうが、犬にとっても余計な期待がなく落ち着きやすいですね。

「マテ」は習得しておくべし

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犬のしつけの基本に「マテ」があります。「オスワリ」「オテ」「フセ」は比較的すぐに覚えられるのですが、好奇心旺盛な子にとって「マテ」はなかなかハードルが高いかもしれません。

しかし、「マテ」ができるようになると、おうちの中だけでなく、散歩や動物病院などのおでかけ先でも安心ですのでぜひマスターしましょう!トレーニングの基本は短時間で終わらせることです。成功しそうになったらごほうびを与えることを忘れずに。

犬とのコミュニケーションはメリハリが肝心

いかがでしたか?わたしたち人間に犬の言葉がわからないように、犬にとっても人間の言葉は、これまでの経験から察していることがほとんどです。いいことをしたら褒める言葉、悪いことをしたら叱る言葉、ときっちり言葉を区分してコミュニケーションをとりましょうね。

近年、病院に通う飼い主さんは増加していますが、しつけ教室に通う飼い主さんはまだまだ少ないのが現状です。もし、ご自身のしつけや犬とのコミュニケーション方法に問題がある場合は、ぜひ一度検討して見てはいかがでしょうか?