猫 チュール ちゅ〜る
猫オーナーさんたちの間で話題となっている猫のおやつをご存知ですか?その名も、いなばの「CIAO ちゅ~る」シリーズです。テレビCMも放映され、その映像があまりに猫がまっしぐらだったため、普段食の細い子やなかなかフードやおやつを気に入ってくれない子にちゅ~るを与えると、今まで見たことが無いぐらいに大喜びでぺろりとたいらげたという声が多い魔法のようなおやつです。どんなおやつなのか、気になりますよね!

ちゅ~るの成分

inaba 猫 チュール ちゅ〜る
(写真は公式HPより抜粋)
原材料は公式ホームページにきちんと記載がされてあります。まぐろフレーバーの場合、≪まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素≫が原材料として記載されています。食品添加物がいくつか見受けられますが、消臭成分として緑茶エキスが入っているのは少し嬉しいポイントです。

また驚きなのが、水分量が90%以上のペーストということ。猫はなかなか水を飲まないため、腎臓の病気にかかりやすいとされていますが、このちゅ~るはおやつとして水分を与えることができるのです。そのまま小袋で与えることもできますが、ちゅ~るを少し水で薄めてから少しずつ与えると、より多く水分補給ができるのでオススメです。

人気の秘密は?

inaba 猫 チュール ちゅ〜る
ちゅ~るを食べない猫はいない!とネットで囁かれているほどの嗜好性の高さですが、猫の食欲を刺激するのはなんといっても香りではないでしょうか。開封するやいなや、猫の大好きな香りが漂うのです。猫の嗜好性には、味覚よりも嗅覚が大きく影響します。人間よりもすぐれたその嗅覚で、美味しいおやつにつられてしまうのですね。

また、猫によってはお薬をなかなか飲んでくれないこともありますが、薬やサプリメントをすり鉢で潰してちゅ~るに混ぜて与えれば、猫は気付かないうちにお薬を飲んでしまうかもしれません。。

この方法なら難しい投薬も簡単にできるのではないでしょうか。また、シニア期に入り、食欲の落ちてしまった猫にも、高齢猫用のちゅ~るは大人気です。何も食べてくれないとき、もしかしたら、ちゅ~るで何かが変わるかもしれません。

ちゅ~るは本当に安全?


まるで魔法のようなおやつ、ちゅ~るですが、もちろん注意点もいくつかあります。

まずは子猫には与えないことです。基本的に猫のおやつは生後6カ月を過ぎてから与えることが好ましいとされています。子猫のうちはきちんと消化のいい子猫用のフードを与えましょう。

そして、ちゅ~るの与えすぎは厳禁です。パッケージには一日4本までにとどめるようにと注意書きがされていますが、塩分量を考えると一日1本程度にしておくほうが賢明です。

猫はほとんど汗をかかないため、塩分はあまり必要ありません。塩分を摂りすぎてしまうと、心臓や腎臓に負担がかかるため、主食ではなくあくまで間食として与えましょう。市販されているキャットフードやおやつもその量や質が猫に合っていなければ、100%の安心安全はありません。すべては飼い主さんのさじ加減なのです。

いくら猫がおねだりするからといってちゅ~るばかり与えていると、本来食べるべき総合栄養食のフードを食べなくなってしまって栄養が偏ることになれば元も子もありません。猫を幸せにするのも不幸にするのも飼い主さんの心がけ次第ということを忘れずに、適切に与えましょう。

ちゅ~るのこれからに期待!

いかがでしたか?フレーバーの種類も豊富で国産品ということもあり、ネットでちゅ~るを楽しむ猫動画が再生されるほど大ブームのちゅ~る。最近は、毛玉ケアや乳酸菌配合といったバラエティに富んだフレーバーも続々登場しているようです。与えすぎは禁物ですが、食べムラのある子や食欲が落ちているとき、水分を与えたいときなどに一度試してみてはいかがでしょうか!

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