Man with dog on the garden
あなたの愛犬は、しっかりとしつけが出来ていますか?飼い主には従順であっても、ほかの犬や人に吠えたりして困ってしまうことはありませんか?そういった悩みに応えてくれるのが犬のしつけ教室です。犬を飼った時に、しっかりとしつけをしなければいけない理由についてご紹介いたします。

人と犬とのコミュニケーション

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犬のしつけと聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。無理やり座らせたり、犬を叩いたりすることがしつけではありません。もちろん、時には厳しく叱責することも必要かもしれませんが、犬のしつけの基本は、犬と一緒に楽しむことです。犬と一緒に楽しみながらしつけを行うことで、犬が飼い主やほかの人を好きになり、信頼関係を築くことができます。犬を可愛がるのと甘やかすことは似て非なるものです。犬は甘やかすだけでは飼い主やほかの人のことを見下してしまい、結果的に部屋の中で粗相をしたり、いたずらをする犬になってしまいます。そのような犬にならないためにも、しつけは必ず必要であるといえるでしょう。

犬の快適な生活のために

Guilty dog and his owner
犬にしつけが必要である、一番の理由は、犬が快適な生活を送るためです。もしも犬が飼い主やほかの人や犬に対して、凶暴であったり、吠え癖があるようであれば、飼い主は犬に向かって都度叱るでしょう。しかし、犬に対して甘い飼い主であれば、犬にしっかりと叱ることはしません。たいていは「こーら」や「だめ」と、犬に軽く叱るだけでしょう。

この「軽く叱る」という行動は、実は犬にとって大きなストレスになります。当たり前のことですが、犬は叱られると、叱られ方に限らず落ち込んでしまいます。犬に向かって軽く叱っても、犬は今後も同じことを繰り返すでしょう。なぜなら、叱られたという意識が少ないからです。

犬は、生後6ヶ月程度から簡単なしつけをすることが出来ます。そこから1歳になるまでの間に、多少厳しくしつけをされて育った犬は、飼い主との信頼関係を築いています。犬にとって飼い主に対する信頼とは「時に厳しく、時にしっかりと愛情を注いでくれる、頼れる存在」ということです。

最初に多少厳しくしつけをすることで、犬はつまらないことでいちいち叱られることがなくなります。結果的に褒められることばかりになり、ストレスフリーの生活を送ることができるでしょう。

まわりの人や犬のため

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もちろん、犬のしつけはまわりの人や犬のためでもあります。しつけをされていない犬の飼い主は、ドッグランや公園でほかの犬を近づかせることも怖いでしょう。もしかしたら人や犬を噛んでしまい、怪我をさせてしまったり、思わぬ大きな事故に繋がる可能性もあります。

特に大型犬であれば、しっかりとしつけをしないと、突然走り出したら静止することが出来ず、道路に飛び出してしまう危険性も考えられます。犬のしつけは、飼い主や犬のためだけではなく、まわりの人や犬のためにもなるのです。

まとめ

犬は本来、とても従順で可愛らしい動物です。しかし、飼い主の育て方によっては、手のつけられない犬になってしまう可能性もあります。自分のいうことを聞く犬は、見ていてとても愛らしい存在です。もちろんまわりの目も「よくしつけをされた、おりこうな犬」という風に見るでしょう。愛犬がほかの犬や人に迷惑をかけないように、我が家で飼い主と一緒に快適に過ごすことが出来るようにすることで、犬ははじめて家族の一員といえるようになるのではないでしょうか。いま犬を飼っていて、しつけの仕方がわからない人は、地元で無料のしつけ教室を行っているところもあります。まずはそういったしつけ教室から初めてみてはいかがでしょう。