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寒い時期には、部屋から出る機会が少なくなってしまいます。小型犬は、散歩が必要ないと言っても、気分転換にもなりますしなにより運動不足にもなってしまい、よくありません。小型犬が室内でできるエクササイズを覚えることで、犬とのコミュニケーションにもなり、運動不足解消も期待ができます。今回はそんな小型犬のエクササイズについてご紹介いたします!

■ エクササイズをすると老化防止に!

exe4運動不足は様々な病気の元になってしまいます。特に散歩の距離・時間が短い小型犬は、年齢を重ねるごとに自ら運動することが少なくなるでしょう。小型犬のエクササイズは、室内で手軽に行うことができます。適度な運動を行うことで、小型犬の老化防止も期待できますので、積極的に行うようにするとよいでしょう。

■ 障害物を使用するエクササイズ

小型犬が軽くジャンプして渡ることができるような障害物を使用するエクササイズです。狭い廊下等のスペースを利用して行います。小型犬が怪我をしないような柔らかい素材のものを何個か床に置き、犬にリードを繋ぎ一緒に渡りましょう。障害物をまたぐ動作が、足の筋力トレーニングになります。犬が障害物をまたげないときは、犬の足をゆっくりと持ち上げ、一緒に協力をしながら渡るようにするとよいでしょう。

■ バランスクッションを使用するエクササイズ

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人がトレーニングで使用する、バランスクッションを使用したエクササイズです。バランスクッションに犬の前足をのせ、そのまま少しの間立たせます。こうすることで、犬は自然と前足のバランスを保つために力が入るため、バランス感覚が養われます。また、バランスクッションについている突起が、犬の肉球マッサージの効果も期待できます。犬が嫌がるようであれば、無理にバランスクッションに乗せるのは避けましょう。

■ 肉球を刺激するエクササイズ

犬の肉球には、人の足と同様に様々なツボがあります。肉球を適度に刺激することで、血流もよくなり、犬の健康維持も期待できます。人口芝のマットや、ヨガマットを使用したエクササイズです。人工芝やヨガマットの上を小型犬にゆっくりと歩かせるだけでも、肉球のマッサージになります。

しかし、高齢の小型犬の場合、肉球にひび割れ等が起こっている可能性が考えられるため、肉球に異常が見られるときには、逆に悪化させる原因にもなりますのでやめておきましょう。また、肉球の過度なマッサージも逆効果です。そのため、適度にマットの上を歩かせることをおすすめします。人工芝は、芝部分が硬いものが多いため、犬が嫌がるのであればやめておいたほうがよいでしょう。

■ おやつを使用するエクササイズ

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犬用おやつを使用するエクササイズは、犬が一番喜びながら行うことができるでしょう。エクササイズの方法は簡単です。犬用おやつを持ち、犬を遠くから呼んで、自分の足元まで来たら褒めておやつを与えるだけです。これは、呼びのしつけにもなりますし、気軽に室内でできるエクササイズとしておすすめです。もちろん、おやつの量に注意をしなければ、逆に犬の肥満の原因にもなってしまうため、一度に与えるおやつの量はごく少量にするとよいでしょう。

■ まとめ

小型犬とのエクササイズは、犬が楽しくなければ意味がありません。もちろん、人も楽しくなければ、継続してエクササイズを行うことは難しくなってしまいます。コミュニケーションを意識することで、健康維持のためのエクササイズが、犬との信頼関係を築くことにも役立ちます。小型犬の身体の負担にならないように注意を払いながら、運動不足解消のためにも、小型犬とのエクササイズにチャレンジしてみましょう。