忙しいのに、遊べあそべとうるさい愛犬にお困りではありませんか。遊んであげたいのはやまやまだけど、やるべき事が山積みで、そういうわけにいかないということだって、ありますよね。そんな時はどう対処するのが正しいのでしょうか?
■ 背中を向けて、知らん顔
遊んであげたいけど、今は遊んであげることができない…という時には、徹底して、知らん顔をすることです。遊んでよと誘ってくる愛犬に、背中を向けてしまうのです。何かの作業に没頭するのもいいでしょう。とにかく、愛犬が目に入らないくらい、忙しいんだということをはっきりと見せてあげてください。
愛犬は、あなたに振り向いてほしくて、いたずらをはじめるかもしれません。家具をかじったり、タオルを噛み散らしたり、あの手この手で、いけないことをして、あなたの気をひこうとするかもしれません。でも、ここは忍の一字。絶対振り向いてはいけません。振り向いたら、愛犬の思うツボです。あなたに振り向いてもらうことに成功して、次も同じことをして、あなたを困らせることでしょう。
中途半端に遊んでみたり、かまってみるのはいけません。大切なのは、メリハリをつけること。今は、遊ぶ時間ではなく、仕事の時間だから大人しくしていてということを、態度で表すのです。あなたが、知らん顔をしていれば、最後には愛犬もあきらめて、大人しくなるでしょう。
■ 一日、最低一時間は、わんちゃんタイム
一日に、最低でも一時間は、わんちゃんのための時間をとらなければならない。そう言われていることをご存知ですか。わんちゃんタイムは、どう使ってもかまいません。その一時間をお散歩にあてるのもいいですし、お散歩と、遊びに使うのもいいでしょう。オスワリや、オテなどの芸を覚えさせるのに使うのもいいですね。わんちゃんが頭を使ったり、身体を使ったりできるように工夫してみて下さい。
一日のわんちゃんタイムが足りなかったら、犬は非常にストレスになり、いたずらが激しくなったり、部屋じゅうを散らかしたり、あれやこれやと悪いことをするようになってしまうかもしれません。どんなに忙しくても、必ず、このわんちゃんタイムは確保するようにして下さい。一時間は、あくまでも最低時間です。余裕があれば、もっともっと、わんちゃんとの時間を増やしましょう。
■ 広い公園に連れて行って、ストレス発散
運動がたっぷり必要な中型犬~大型犬は特に、週に一度は、広い公園やドックラン、山や川、海などに連れて行って、ストレスを発散させてあげるようにしましょう。活発で若くて大きな犬なら、普段の一日一時間のわんちゃんタイムだけでは、とても、とても、十分な運動量とはいえません。
おうちに広々と走り回れるお庭があれば、それでもよいかもしれませんが、おうちに、大きなお庭がないのでしたら、積極的に、愛犬を広い場所に連れ出してあげましょう。広い場所でストレスを発散することで、わんちゃんは、毎日を穏やかに過ごすことができます。
犬の種類によって、好きな場所も変わってきます。草原のような場所が好きなのか、山道が好きなのか、川や海で泳ぐのが好きなのか…あなたの愛犬の好みも、しっかり見極めてあげて下さいね。
遊んで遊んでとせがまれて困ってしまうという時、まずは、あなたの愛犬は、十分に運動が足りているのかどうかということも、考えてみることが必要です。忙しいからといって、散歩はいつも、5分とか、10分だけ…なんていう場合には、明らかに運動不足ですので、しっかりとわんちゃんタイムを決めて、お散歩に行ったり、遊んだりしてあげてください。十分に満足したら、わんちゃんもクタッと疲れて、大人しく眠ってくれることでしょう。
■ それでも尚、遊んでとしつこくいう場合は
あの手この手を試してみても、なかなか愛犬の要求がおさまらないときは、プロの相談してみることも検討してみましょう。しつけを専門にしているドッグトレーナーさんが見れば、遊んで欲しいと要求する原因が別の所にあるということが、わかります。気軽に相談できるwebサービスもありますので、一度検討して見ましょう。獣医に相談できるwebサービスのPET’SALLRIGHTでも、昨年末に、トレーナーに相談できるサービスを開始。無料お試し期間もありますので、一度試してみるのはいかがでしょうか?