犬と一緒に寝るのはいいこと？愛犬と一緒に眠る時のルールとは！？ | ペットの医学

あなたは愛犬と毎日一緒に寝ていますか？愛犬と一緒に眠ると主従関係が崩れてしまうという話を聞いたことのある人もいるでしょう。実際のところ、愛犬と一緒に眠るのは、いいことなのでしょうか？愛犬と一緒に眠る方法についてご説明いたします。

愛犬と一緒に眠ることは、主従関係に影響はしない？

愛犬と一緒に眠ることは、愛犬との主従関係が崩れにくいと考えられています。なぜなら、飼い主と一緒に寝てくれる犬は、すでに飼い主のことを信頼しているから。しかし、子犬のころから一緒に眠っていると、飼い主に甘えすぎる犬になってしまい、大人になってからのしつけに影響を及ぼす可能性が考えられます。

そのため、愛犬と一緒に眠るのは、ある程度しつけができた状態で、お互いの信頼関係が築けたと感じてからのほうが良いでしょう。また、ある程度のしつけをしないまま一緒に寝てしまうと、愛犬が布団の上で粗相をしてしまう可能性も考えられます。

愛犬は飼い主を信頼していると、ぐっすりと眠ることができます。逆に飼い主を信頼していないうちに眠ると、飼い主に対してもなんらかのいたずらをしてしまうこともありますので、注意しましょう。

眠っている最中の愛犬のいたずらに注意

愛犬と一緒に眠るということは、愛犬を自由にさせるということです。飼い主が寝ている間、もしかしたら愛犬は起き上がっていたずらをするかもしれません。いたずらをしている最中に、食べ物を見つけてしまって食べてしまう可能性もあります。

もしも玉ねぎ等の、犬に害のあるような食べ物であった場合には、愛犬になんらかの影響があることも考えられます。そのため、愛犬と一緒に眠る際には、部屋を片付け、愛犬に触れてほしくないものは閉まっておくようにすると良いでしょう。

愛犬との距離感をしっかりととりましょう

愛犬と一緒に眠るのは、飼い主にとって何よりの楽しみでしょう。しかし、愛犬とともに生活をし、一緒に眠るといった関係は、愛犬が飼い主なしには生活できない身体になってしまうことも考えられます。

そうなった場合には、愛犬が留守番している最中に無駄吠えをしたり、いたずらをしてしまう可能性があります。そのようなことがないように、日頃からケージやサークルといった別の寝床に入れてあげるなど、愛犬が安心してひとりで眠ることができる場所を確保することをおすすめします。

また、愛犬が飼い主なしでも眠ることができるように、たまにはケージ等でひとりで眠るようにさせてあげると、愛犬はひとりでも問題なく眠ることができ、ペットホテル等に預けることがあった際にも、飼い主は安心して預けることができるでしょう。

愛犬のストレスになることも

愛犬と一緒に眠ることは、少なからず愛犬の負担になることもあります。小型犬であれば、飼い主が寝返りをうつだけでも起きてしまうでしょうし、寝返りによって愛犬にのっかってしまうことも考えられます。もちろん大型犬であっても、飼い主のいびき等によって満足に寝ることができない神経質な犬もいます。

さらに言うと、ベッドの上で一緒に眠る場合、トイレに行きたくなったり、水を飲みたくなることもあります。そういったときに、小型犬がベッドの上からジャンプをするのは、少なからず身体に負担がかかってしまいます。その負担を軽減させるために、愛犬用の小さな階段を作ってあげると、ストレスなく移動することができるでしょう。

まとめ

愛犬と一緒に眠るのは、メリットもデメリットもあります。しかし、愛犬と一緒に眠ることは飼い主にとって、とても幸せなことですよね。愛犬との距離感をしっかりととり、愛犬に信頼される飼い主になることで、お互いにストレスの少ない睡眠をすることができるでしょう。