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銀色の毛色で縞模様が入った「サバトラ猫」。外で暮らす野良猫としても、よく見かける種類の猫です。実は、ファンが多いと言われる「サバトラ猫」の性格や飼育に関して、気をつけることについてご紹介します。

■ サバトラ猫って?

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サバトラ猫とはそもそもどのような猫ちゃんなのでしょう。サバトラ猫は、銀色の毛色に黒い縞模様のはいった毛並みをしている猫のこと。よく「キジトラ猫」と間違われやすいのですが、キジトラはこげ茶の毛色に黒の模様の猫のことを言います。

サバトラ猫が日本で増えてきたのは、戦後になってからと言われています。日本が高度経済成長中だった1950年から1970年代、海外から入ってきた洋猫が、日本にいた猫と交配して生まれたのではないかと考えられています。

■ サバトラ猫の性格は?

猫ちゃんは種類によっても個体によっても性格は様々です。実は、サバトラ猫の性格には両極端な2つが見受けられます。「神経質で警戒心が強い」か「おっとりしていて人懐っこい」という2つの性格があると言われています。

警戒心が強い性格は、大きな音に過敏に反応したり初対面の人には近づいたりしません。一度懐いたら、飼い主さんに忠実になることもあります。

逆に、おっとりしているマイペースタイプは、来客にも物怖じすることなく、人懐っこいのが特徴です。マイペースゆえ、長時間の抱っこや、飼い主が執拗に可愛がることを嫌がる子が多いです。どちらの性格のサバトラ猫もかわいいですね。

■ サバトラ猫の飼育について

昼の日差しをまぶしがるグレーと白のサバ虎猫
さて、個体によっていろんな性格を持っているサバトラ猫。いざサバトラ猫を飼おうと思ったら、いったいどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

上記でサバトラ猫の両極端な2つの性格についてご紹介しましたが、どちらの性格であっても、猫自身の時間を大切にしてあげることが飼っていく上で、大切なようです。人間が好きなだけ撫で回すのではなく、程よい距離感を保ってあげることで、猫はストレスを溜めずに過ごすことができるでしょう。

■ まとめ

いかがでしたか。ぜひ、一度サバトラ猫と触れ合い、直接その魅力を感じてみてくださいね。