犬の吠え癖 しつけ
犬ってどうして吠えるんだろう…一度はこんなこと思ったこと、ありませんか?しかし、犬も訳も分からず吠えたりしているわけではありません。同じ”吠える”でも、知らない人に向かって吠えるときと、飼い主さんが帰ってきたときに吠えるのは、全く違いますよね。とはいえ、どんな”吠える”でも、犬の鳴き声は大きく、うるさく感じてしまうがちです。子犬のうちから、しっかりとしつけをしておけば、吠えすぎて困ってしまうというような事態も起こりません。そして、しつけで大事なのは、まず愛犬の「気持ち」をちゃんと理解することなのです。

吠える犬の気持ちって?

吠える犬の気持ちって、どんな気持ちなのでしょう?ただ「ご飯が欲しい」とか「もっとかまって」とかなのでしょうか?当然のことながら、犬にも、いろいろな感情があります。吠えている時の犬の気持ちが分かれば、原因を突き止めて吠えるのをやめさせることが簡単になります。ただ、叱りつけるだけでは、もちろんダメ。意味も分からず叱っていたら、ワンちゃんは、もっと吠えて気持ちを伝えようとするでしょう。そうなれば、お互いにとってストレスな状態になってしまいます。

吠えている時のワンちゃんの感情

①怖い ②かまってほしい ③お腹がすいた ➃散歩に行きたい ➄見知らぬモノ・ヒトがいるというように、いくつかのパターンに分かれます。①怖い➄見知らぬモノ・ヒトがいる時には、まずは安心させてあげることが大切です。他の場合は、言いなりになっていてはわがままなワンちゃんになってしまうので、ダメなときは、ダメ!としっかりこちらの意思を伝えるようにしましょう。

唸りや噛み癖を直したい・・・

子犬の頃は、甘噛みも可愛い…と済まされがちですが、成犬になったら、歯も鋭いし、飼い主さんや他人に噛み付くという事故にもつながりかねません。ワンちゃんのためにも、飼い主さんのためにも、噛み癖を直すことは必要なことです。また、吠えるわけじゃないけどなんだか唸っている・・・。これは、しつけが必要なのか迷われる方もいますが、しつけが必要です。初めて会った人に対して唸るのは、威嚇しているような印象を与えてしまい、トラブルになりかねません。唸る事を直すのも、ちゃんとした「しつけ」の一種なのです。

吠える時同様、まずは愛犬の気持ちに寄り添おう

犬の吠え癖 しつけ
では、どうすれば、唸りや噛み癖が解決するのでしょうか?吠えるときと同様、ワンちゃんの「気持ち」を考えることが、初めの一歩なのです。何を訴えかけているのか…それを考えてあげるのが、飼い主の役割です。

噛んでいるときのワンちゃんは①怖い②興奮している③驚いている・・・と、いろいろな原因があります。真の解決方法はまず、これらの原因を究明するところから始まります。まずは、家族で一度話し合ってみましょう。吠えるときはどんなとき?何をしているときに、興奮する?どんなときが大人しい?意見を出し合うことで、ワンちゃんが、周囲の状況や周りの人に影響を受けて、行動していることがわかるはずです。

それでも、噛み癖・吠え癖・唸り癖が直らないときは

家族で努力しても難しい場合は、プロのトレーナーさんにお願いすることをオススメします。豊富な経験と様々な知識を持って、なぜ犬が吠えたり唸ったりするのかを理解した上で、しつけをしてくれます。飼い主さんの動きや指導の仕方を丁寧に教えてくれますので、一度検討してみては、いかがでしょうか?