Naughty dog

犬は、本来寒さには強い生き物ではありますが、冬でもないのに何故かブルブルと体を震わせている時があります。寒くないのに、ブルブルと震えている時には、様々な理由が考えられるのですが、飼い主さんも、思わず不安になってしまいそうですよね。

震えている原因が理解出来ていても、どう対応して良いのか分からなければ、オロオロするばかり…。そこで今回は、ブルブル震える時の状況と、愛犬を落ち付かせてあげられる方法をいくつかご紹介いたします。

ブルブル震えるのはどんな時なのか

寒くないのに犬が震える時は、以下の原因が考えられます。

1.不安な時
2.恐怖心があり、怯えている時
4.生まれつきの神経症状がある時
5.病気によってなる時

寒くないのにブルブル震える行動は大きくわけて2つあるといえます。それは、不安や恐れ、怯えからといえるもの。もうひとつは、病気や先天的な症状として現れているものです。

不安で起こる時といえば、例えば、飼い主と離れなくてはいけない時などに起こる症状です。犬が震えるのは、過去に何か嫌な体験をしたために、また同じような状況になるのではないかと怯える時です。

決して犬が楽しい時や嬉しい時にする行動でないことが、理解出来ます。生まれつきの神経症状や病気によっての震えは、気が付いたらすぐに専門の医者などに見てもらう事が必要です。

犬が何処を見つめているか、体をどのようにしているかなど、犬が置かれている環境や天候はどうかなど詳しく読み取って上げることが愛犬を落ち着ける為に始めにする大切な事です。

しかし、飼い主であれば、何が原因で震えているのかを見抜くことは、非常に難しいといえます。自宅の愛犬が震えている場合は、一度獣医師さんにみてもらうことをおすすめします。

雷、花火、嵐の対策

Daisy Day

また、強い風や雨の音、雷の音でも恐怖を感じる犬は多くいます。雷は特にひどくてブルブルと震えてから、怖さの余り部屋中をかけめぐって台所、お風呂など水場に逃げこむこともあります。

飼い主が留守中に、雷や嵐などが起こると、パニック状態になって部屋中駆け巡り、何としてでも外に出たくなるの子が多くいます。愛犬をお留守番させるときは、しっかり戸締りするように心がけしましょう。

また、飼い主と一緒の場合は、優しく見守ってあげましょう。雷が鳴ったら飼い主は決して慌てる事なく犬に「おいで」「こい」など支持をだして、飼い主のそばにいるよう指示を出します。

ここで注意していただきたいのは、優しい言葉をかけ過ぎると、飼い主の不安を読み取ってますます怖さが増していくので、しっかりとした口調で命令を出してあげることです。

震えている愛犬に、飼い主さんができることは?

Napping puppy

不安や怯えた時、犬はどんな様子を見せていますか?怯えた時は、背中が少し丸くなって全身の毛が逆立ちます。耳も寝かせて、ピンとしていた尾は下におろし、ひき下がりたいという気持ちが表現されているのではないでしょうか。

体はブルブル震えて、ひどい時はおしっこをもらしてしまう場合もありますし、体が硬直して一歩も動けない場合もあります。

そんな時飼い主は、明るい表情を見せてあげて安心させてあげます。犬の前で、できるだけ明るく楽しそうにしてあげて下さい。飼い主の表情や行動で、犬を安心させてあげるのが一番効果的な方法です。

注意が必要なのは、飼い主が心配して「よしよし」などなでてあげるのは逆効果で、びっくりして突然噛みつかれてしまうので、優しい笑顔と楽しそうな行動でアピールしてみましょう。

まとめ

不安が原因で犬がブルブル震えるのを落ち着かせるには、飼い主さんの明るい笑顔や行動は重要です。それだけでは解決しない場合、生まれつきの神経症状や病的な震えの可能性があります。飼い主だけで解決出来ない問題なので、早期発見をしてすぐのに専門医などに見せて下さい。

すぐに病院に行けない場合やお医者さんに相談していい内容なのか、わからない症状もあります。その場合は、webで獣医師さんに診察をお願いできるサービスを利用することで、簡単に相談もできます。一度検討してみましょう。

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