突然の光や音に揺れ。雷や地震は、人間にとっても怖いものですが、犬や猫などのペットの中にも、雷や地震に恐怖を感じ、震えてしまう子がいます。怯えきってしまったペット達に、飼い主は、どのようにペットに接してあげればいいのでしょうか。
飼い主さんは「いつも通り」で
雷や地震が起きた時、飼い主さんはペットに対して、どう接するのがよいのでしょうか。一緒に怖がって不安そうな顔をみせる?それとも、不安を取り除くために、いつもよりもたくさん撫でたり抱きしめてあげる?答えは「いつも通りでいること」なんです。ペットが飼い主さんをみて心強く思い、安心できるように、落ち着いて接することが大切です。普段よりも強く抱きしめると、かえってペットの不安を煽ることになります。確かに、私たち人間も、恐怖を感じているとき、周囲のひとがいつもと違う振舞いをしていたら、さらに不安になってしまいますよね。ですから、飼い主さんは、ペットの前では、平常心を保ち、冷静に振舞うようにしましょう。
普段から「安心できる場所」を作る
雷や地震の際に、ペットが安心できる場所を作っておくことも、対策の1つです。ベッドの下に隠れることができるスペースを作っておいたり、ケージの中にブランケットを敷きましょう。お風呂場のような狭い空間でもペットは、安心感を取り戻すことができます。いざというときに、ペットが心を落ち着けられる場所が用意されていると、飼い主さんが不在の場合でも、パニックを和らげることができるでしょう。パニックになるとケージを壊して家の外に飛び出す可能性もありますので、戸締まりなどもしっかりしておくようにしましょう。