人間同様、ペットにも定期健診があるということをご存知でしょうか？飼い主自身も定期検診には、なかなか行かない方が多いのが、現状だと思います。そもそもなぜ、定期検診が必要なのか、そして、ペットにとっての定期検診とは、一体どういうものなのかについて、ご紹介したいと思います。
■なぜ定期検診が必要なのか？
病気は、早期の時点では、自覚症状がない場合が多く、症状として現れた時や身体に変化があった時には、すでに手遅れということは少なくありません。病気を早期発見するためには、定期的な健康診断を受けることで、発見の機会を増やすことが重要です。これは、ペットに限った話ではありません。人間の定期検診であっても、一度病気になられた方は、定期検診の重要性に気づき、定期検診を受けるようになるそうです。ペットの定期検診は、まだまだ認知度が低く、一部の飼い主さんのみが、連れて行っているというのが現状です。ですが、ここ数年で「定期的にお医者さんに通わせてます」という声もよく耳にするようになり、ペットの保険に加入している飼い主さんから、徐々に普及していっているようです。
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ペットの定期検診にいくべき最大の理由は、人間同様、病気の早期発見です。ここで大事なポイントは、動物たちは自分自身の意思で、病院に行くことが出来ないということ。ペットから「痛い」「病院に連れてって！」と言ってくれるならまだしも、状態が悪くなるまで、彼らは自分の体調について、何も伝えてくれません。野生で暮らしていた本能ゆえ、体調が悪くなったとしても、外敵から身を守るために、体力が衰えていることを隠すという行動特性があり、表情やしぐさに現れないようにしていると言われています。そのため、気づいた時には症状が悪化し手遅れだった…ということが起こってしまうのです。だからこそ、定期的に専門のお医者さんに診てもらうことで、状態の変化を把握し、早期発見に繋げることが重要なのです。
■病気は常に早期発見が大事。そのために、飼い主が日頃から出来ることは？
定期検診は、病気早期発見のひとつの手段。普段から、きちんとペットの状態を把握し、小さな変化を見逃さないようにすることが、何よりも大事です。今日のうんちやおしっこはどうですか？食べたご飯量やお水の減り具合、毛並みはいかがですか？散歩の時間は、いつもより短くなかったですか？常に、ペットの健康状態を、キャッチアップするようにを心がけましょう。何か変化に気づいたとき、自分の判断や噂話を鵜呑みにするのはやめましょう。そして、定期的に専門の獣医師さんのもとに足を運ぶことで、専門の知識を持った人に、ペットの健康状態を把握してもらうことをオススメします。
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