子猫 社会化期 しつけ
猫は生後3週~7週までの間にどのように過ごしたかで、その後の性格が決まると言われています。社会性を身につけるためのとても大切な時期でこの期間のことを社会化期と呼びます。この社会化期の時期には、さまざまなことを経験し社会に対する適応力が備わる期間だと考えましょう。学んだこと、しったことはしっかりと吸収する大切な時期です。しっかりとしつけを行うようにしましょう。今回は、その社会化期の猫の過ごし方について詳しくご紹介したいと思います。

◉ 猫の社会化期とは?

子猫 社会化期 しつけ
そもそも社会化ってどんなことを言うのでしょうか?社会化とは、社会の中でうまく生きていくこと言います。遺伝によって自然に身についている習性ではなく、学習によって身につける社会のルールを学ぶ時期ともいえます。

そのため、社会化期の過ごし方で、その猫の一生の方向性が決まると言っても過言ではありません。親や兄弟から離れ、社会化期を過ごす子猫にとって、飼い主は親と同然です。母猫、兄弟猫の代わりを飼い主が務め、子猫に刺激を与えてあげることが大切です。社会化期にひとりぼっちで過ごした猫は、他の猫や人間とのコミュニケーションがうまくもてなかったり、力加減が分からずに攻撃的な猫や臆病な猫に育ってしまうことがあります。

社会化期に一度出来上がってしまった性格は、中々変えることができません。そのため、社会化期の飼い主の責任は重大です。是非、正しい過ごし方で、猫との信頼関係を築くようにしてください。

◉ 社会化期に教えるしつけについて

子猫 しつけ
飼い主の人間と猫が一緒に生活していく上で、教えておかなければいけないことがいくつかあります。これをしつけと呼ばれるものです。適応能力の高い社会化期に教えて覚えさせることが重要です。

トイレ

猫は、自分の排泄の匂いがする場所でトイレをします。トイレを移動した場合や子猫が家に来てすぐの時期は、その猫のおしっこの匂いがついた砂を入れて排泄をさせましょう。一度排泄したら、猫はそこが自分のトイレの場所だと理解し、次に排泄するときはその場所に行きます。場所は、あまり人が通らない静かな場所を選び、トイレを設置してあげます。

それでも、他の場所で用を足してしまう場合は、ソワソワとおしっこやウンチをしたそうな素振りを見せたら、すかさずトイレに連れて行くようにしましょう。猫の習性として、食後に排泄することが多いので、食後には必ずトイレに連れて行きましょう。猫がトイレの場所を覚えるまで、根気よくしつけることが大切です。重要なのは、猫がこの場所で排泄をしたいと思う場所にトイレを設置することです。

爪とぎ

壁や家具を爪とぎにされてしまったら、家中ボロボロになってしまいますね。でも、猫は、爪とぎを設置させることで、その場で爪とぎをするようになります。最近販売されている爪とぎは、マタタビの粉付きものが主流です。驚くことに、粉をかけると、そこで爪とぎもし始めます。壁で爪とぎをされる前に、爪とぎを買ってあげるようにしましょう。

猫に爪とぎをして良い場所をしつけることで、お住まいの家具や壁で爪とぎをされる心配がなくなります。猫の爪は引っ掛かりやすく、できれば短く爪切りをしておくことで爪とぎの頻度が減ります。

噛み癖

猫は体を触られることを嫌い、噛みつく仕草を見せることがあります。このような噛み癖がつくと、猫の体に触れることが困難となり、健康状態を確認することができません。

これらのしつけを行う際に気をつけることは、絶対に叩く体罰はしないことです。叩くという体罰は猫にしつけをする点でマイナスとなり、猫を怖がらせてしまいます。しかし、子猫の場合、猫自身はじゃれているつもりで噛みついてしまうことがあります。そのとき、同じ痛さで子猫をつまみ返しましょう。タイミングは、噛まれたその瞬間です。これをすると痛いんだということをわかってもらうことが重要です。

◉ 飼い主とのコミュニケーションの中で、しつけはできる。

猫 社会化期 しつけ
猫の繊細な性格は、一度怖いと感じると回復するのに大変長い時間が掛かります。叩いたり、大きな声でのしつけは行わないようにしましょう。社会化期にはタップリを遊んであげよう!母猫と離されての生活をする子猫とは、一緒にいる時間をたくさん作り、遊びを通して社会性を身につけさせましょう。

おもちゃで一緒に遊ぶことで、飼い主と一緒に過ごすことが楽しいものだと学びます。遊びの中で噛むことや引っ掻くことは良くないことだとしつけるようにしましょう。飼い主との遊びの中で危険なことを察知できる力をつけてあげることが大切です。充分に遊んであげることで、猫と飼い主に信頼関係が生まれ楽しい時間を過ごすことができるようになります。

もちろん、可能であれば他の猫と接触をさせることで、適応能力をあげることもあります。子猫のころの経験が社交的な猫を育てます。他の猫と遊ばせる場合は、おたがいに必ずワクチン接種をしておくことが大切です。

◉ まとめ

猫 しつけ
猫の社会化期の過ごし方についてご紹介しました。将来、飼い主と離れる日が来ても、社会化期にしっかりとしつけができた適応能力の高い猫に育てていると、その後の猫の生活も幸せなものになるはずです。飼い主は目先のことだけにとらわれず、猫の一生が平和で幸せに暮らせるようにしてあげる責任があります。社会化期には、愛猫にたっぷりの愛情を掛けてくださいね。