犬 興奮
なぜか犬が興奮して、お部屋の中を走り回るという経験、犬を飼っている人なら経験があるのではないでしょうか?朝、昼、晩を問わず、急にハイテンションになるから飼い主もびっくり。普段の生活なら問題なくても、犬が苦手な方の近くであれば注意が必要です。

まずは、普段の生活などから、愛犬が走り回る原因を探ってみましょう。むやみ走るのではなく、なんらかの理由があり、それが行動に出ている場合もあります。普段の生活を振り返り、知らず知らずのうちに、愛犬に無理をさせていなかったか考えてみましょう。

ストレスや体調の変化が無いかを見極める

犬 暴れる
犬が興奮状態になり、自分でもどうしたらいいかわからなくなってしまった時に、思いっきり走り回るという行動に出ることがあります。しかし、その興奮状態に至るまでに、何か最近の生活で変わったことがなかったか、ストレスになっていることはないか考えてみましょう。

犬は飼い主さん、リーダー、家族とのコミュニケーションをとても大切にしていることから、そこに何か原因があるとが考えられます。長時間の留守番や嫌なことがあった時に、その気分をリセットするために走り回ったり、クッションなどを噛んで大暴れしてしまうということがあります。愛犬としっかりコミュニケーションが取れているか、たっぷり遊んでいるかなど、最近の生活を振り返ってみましょう。

なんらかの病気や疾患などがストレスの原因になってしまっていることも考えられます。走り回って体の特定の部分を気にする様子がある、吠える噛むなどいつもと違う行動がある、走り回る頻度が増えているなど、愛犬の様子になんらかの異常がある場合は、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

犬が落ち着くスペースを用意

犬 暴れる ハウス
犬がなんらかの理由で思いっきり走り回っていても、一旦クールダウンさせてあげる場所を作ることで、普段から落ち着いた生活を送ることができるようになります。また、睡眠不足などがストレスの原因になっていることもあります。安心して休むことができるケージやサークルで囲った「ハウス」を作ってあげるようにしましょう。

犬にとって自分だけが休むことができるパーソナルスペース「ハウス」は、非常に重要です。もともとの習性の面からも、必要だと言えるでしょう。不安を感じて、興奮している時であっても、ここなら安心できるという場所を事前に用意しておいてあげましょう。

ハウスを落ち着く場所にするために、日ごろからのトレーニングが大切です。留守番や来客時は「ハウス」の中で過ごす習慣を作っても、必ずその後、たっぷり褒めて遊ぶなどコミュニケーションをとるようにしましょう。子犬のうちから「ハウス」で落ち着いて休ませる習慣を作っておくと安心です。

運動不足を解消する

犬 暴れる
犬が興奮して走り回っている時、運動不足からストレスを感じている場合もあります。散歩は、ストレス解消だけでなく、犬の成長において社会性を身につける大切な時間です。また、基礎服従の関係を持つトレーニングの一環にもなります。

運動不足解消、ストレス発散の目的から散歩に行く場合も、しつけの基本であるアイコンタクトを大切にするようにしましょう。アイコンタクトができてこそ、「マテ」や「スワレ」ができるようになります。興奮している場合にコマンドで愛犬を冷静にさせることも、リーダーの大切な役目です。

普段から興奮状態で、走り回ってしまう犬の場合、外に出ただけでさらに興奮してしまうこともあります。周りの人や犬に吠えたててしまうこともありますので、まずはリーダーと愛犬との関係を築きましょう。信頼できるリーダーがいることが、愛犬の心の安定にもつながるのです。

まとめ

犬が興奮して走り回る場合、様々な理由が考えられます。興奮状態が続くと、かえって犬のストレスが溜まってしまい、冷静にさせることも難しくなってしまう危険性があります。攻撃性などが出てしまうこともありますので、普段から様子を観察することが大切です。

運動不足や普段の生活の変化などから、なんらかのストレスで興奮状態になっている場合もあります。飼い主さんとのコミュニケーション不足がストレスになっている場合、病気が原因になっている場合もあります。日ごろから愛犬の様子に変化がないか注意し、不安がある場合は獣医師に相談するようにしましょう。病院に行った方がいいかなと迷った場合は、webで獣医師さんに相談できるサービスもありますので、利用を検討してみてもいいでしょう。

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