Woman with dog

お散歩中の犬や、友人の家にいるペットと仲良くなれたら素敵ですよね。だからと言って、いきなり歩み寄るとかえって警戒されて、仲良くなれなかった経験ありませんか?動物は、人間より弱い生き物です。なので、相手の行動をしっかりみています。今回は、初対面のペットと仲良くなるためのマナーを紹介します。

■ 飼い主さんの許可を得よう

当たり前のマナーですが、この行為は飼い主さんの近くにいるペットにとってもとても大切なこと。飼い主さんとお話をするあなたを見て「安全な人」と認識させる効果があります。普段は、おとなしくしているペットでも、それはすぐ近くに信頼している飼い主さんがいるからです。そこに飼い主さんの許可なく近づいてしまったら、落ち着いていたペットも警戒してしまいます。初対面のペットと触れ合う際は、まず飼い主さんとコミュニケーションをとりましょう。

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■ 安心させてあげる

初対面のペットに接するときは、自分は怖くない存在だと教えてあげる必要があります。そうするポイントは4つ。

1. いきなり近づかない・上から行かない

かわいいワンちゃんを見て正面からいきなり近づいてしまう小さなお子さんなどもいますが、これはNG。正面から立った姿勢で急に近づかれるとペットは威圧感を感じてしまいます。

2. 目線を犬に合わせましょう

しゃがんだり、腰を低くしたりして自分の目線をペットに合わせましょう。無理に近づくとペットが怖がってしまうので、あちらから来るのを待つと良いです。こちらから近づく際は、正面からではなく弧を描くように遠回りしましょう。

3. 自分のニオイを嗅がせる

動物は優れた嗅覚を持っています。犬同士のコミュニケーションでも、お互いのニオイを嗅ぐ行為は欠かせません。人間と犬も同じです。初めてあいさつをするときは、自分が何者かニオイを嗅がせて分かってもらいましょう。

4. 触れながら話しかけてみよう

初対面のペットを触る時も注意点が1つあります。先ほどの【⑴いきなり近づかない・上から行かない】と同じく、上から頭をなでないようにしましょう。上から手が近づくことによって、たたかれてしまうと錯覚し怖がってしまいます。なでる時は、アゴ下や胸・背中などを優しく触りましょう。ペットをなでているのと同時に、落ち着いたトーンで話しかけるのも効果的です。ペットに優しい人だと安心感を与えます。

いかがでしたか?これらのマナーに気をつければ、初対面のペットでもすぐに仲良しさんになれます!ぜひ試してみてくださいね。