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9月も半ば。すっかり秋の気配が漂っていますが、突然暑さが戻ってきたりしますよね。真夏には、愛犬の熱中症対策をしっかりしてきた飼い主の皆さんも、秋の始まりの時期は、つい気を抜いてしまいがちです。

■ 犬が、熱中症にかかりやすいのはいつ?

特に犬の熱中症に気をつけたいのは、7月〜9月。7月や8月は人間も汗をダラダラかくほど暑く、熱中症を警戒しているので、ペットに対して十分気遣いをすることができますよね。
ところが、少し涼しくなってきた頃、「もう大丈夫だろう」と熱中症対策を怠ってしまうのが危険なのです。なぜなら、犬は、人間よりもはるかに地面に近いところを歩いています。そのため、地熱が伝わりやすく、体温が上がりやすいのです。散歩の際には、飼い主さんも地面に触ってみるなどして、愛犬が感じる温度を把握しておくことで、油断を防ぐことができるでしょう。

■ 散歩の時にできる熱中症対策

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熱中症を防ぐために、飼い主は散歩の際にどのような対策をすることができるでしょうか。まずは、日中ではなく、陽が落ちた時間帯に、散歩にでかけることがあげられますね。また別の対策として、「こまめに体を冷やす」準備をして出かけるように心がけましょう。保冷剤を持って行ったり、冷たい水を携帯し、犬の体を冷やすことで、熱中症を防ぐことができます。

■ 見逃してはならない熱中症のサイン

犬は、熱中症になりかけたとき、しっかりとそのサインを出しています。飼い主が、知っておくべき愛犬からのサインを紹介します。

①息遣いは荒くないか

犬は、体温が上がると呼吸の感覚を狭めて体温調整をしようとします。散歩中、愛犬の呼吸がハアハアと上がってくるのを感じたら、涼しいところで休憩するようにしましょう。

②お腹や耳の中はあつくないか

熱中症になりかけていないかどうか知るには、お腹の温度と耳の温度を、触って確かめるのがよいでしょう。普段よりも熱くなっていれば、それは要注意の証です。また、歯茎の色をチェックするのもわかりやすいでしょう。いつもよりも歯茎の色が濃い赤になっていれば、熱中症を疑い、すぐに処置するようにしましょう。

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散歩中の犬が楽しそうで、つい愛犬のサインを見落としてしまいがちです。それこそが、熱中症の恐いところでもあります。人間と犬は言葉を交わしあうことができないので、私たち飼い主は、愛犬が出す「苦しいよ!」というサインを見逃さないようにしなければなりません。

■ もし熱中症の疑いがある場合、どうすればいい?

もし熱中症の疑いがある場合は、すぐに近くの病院でみてもらうことをおすすめします。様子をみようと、放置しておくと、命を落とすこともあります。日中になる病気ですので、かかりつけ医の先生にみてもらうようにしましょう。また、すぐにwebで診断できるサービスを活用することで、その場で獣医さんに相談することもできます。もしものために、獣医さんへの連絡方法を、確保しておくことをオススメします。