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近年のペットの高齢化に伴い、ペットの健康管理に関するサポートが充実してきていますね。ペット保険もその一つ、現在加入を検討されている方も多くいらっしゃると思います。

多くのペット保険が誕生しているのは、うれしいことですが、いざ選ぶとなると難しく迷ってしまいます。そこで、ペット保険の検討すべき5つの項目をご紹介したいと思います。是非、検討するときの参考にしてください。

生涯で支払う保険料

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ペット保険に加入する際に多くの飼い主がまず重要視するのが、支払う保険料ではないでしょうか?多くのペット保険の保険料は、ペットの現時点での年齢で計算されます。また、国内のペット保険はほぼ全てが一年契約となっており毎年更新が必要になりますので、その都度保険料が変動していく仕組みになっております。

年を追うごとに金額が上がるものや一定年齢までは下りそこから上がるものなど種類は様々あります。子犬のころには最も安い保険料であっても、年を重ねるごとに増えて生涯での支払い金額は他の保険より大きな保険料となるということも有り得ます。ですので、支払う保険料に関しては加入時点の年齢での保険料のみでなく生涯での保険料を考えて検討すると良いでしょう。

また、犬の場合は犬種による金額の分類が保険によって違う場合がありますのでフレンチブルドッグなどを飼っていて保険を検討している方はその辺りも気をくばってみると良いでしょう。

補償内容

補償内容は多くの場合、通院・入院・手術全てを補償しております。ただ、補償対象となる疾患や検査については保険により差があります。後天的な関節系異常などにおいて補償の対象から外れているなど様々ありますので、ペットの種類とかかりやすい病気を踏まえた上で検討することが必要になります。

また更新の際、前年特定の疾患で保険金請求の対象となった場合その疾患が対象外となるといった契約内容である場合もあります。その場合、慢性疾患などを患うとその年は良いですがそれ以降は保険に入っていても対象にならないといったことになりえますので注意が必要です。

そのほかにも治療を行わない検査などについては保険の対象とならないといった保険もあります。定期的な健診を行うことでペットの病気を早期発見することができますので、定期健診をお考えの方は検査が対象となる保険を選ぶと良いでしょう。

また、Pet’s All Rightをご契約いただくと12ヶ月ごとに1,100を超える動物病院で受診可能な健康診断チケットがもらえますので健康診断を毎年一回無料で受けることができますので、対象とならない保険を検討の方はこう言ったサービスを利用するのも一つの手段です。

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補償の割合

人間の医療保険の場合、7割〜8割が補償対象になりますがペット保険の場合その補償割合を契約によって決定します。
補償の割合は多くの保険では最低が50%となっており保険によっては最大で100%補償となるものもあります。当然補償の割合が高ければ高いほど保険料も高くなりますので、病院にかかる頻度やその際の金額などを考えてその割合を決定することが重要です。

ただし、補償内容でも触れましたが慢性疾患などに関しては保険の対象外と成ってしまうことなどもあり折角100%補償で契約しているのに全く使うことができないということも起こりえますので、ペットの状態や年齢、補償内容なども合わせて決定すると良いでしょう。

保険金の支払い条件

Cute ginger cat lying in bed under a blanket. Fluffy pet comfort
保険料の支払い条件も確認しておく重要事項のひとつです。ほぼ全てのペット保険で1日の補償限度額や年額での補償上限額、入院・手術などの回数制限などがあります。万が一の入院や手術などの高額医療費に備えるためのペット保険加入ということでお考えなら、1日の限度ではなく年間の限度額を設定されている保険を選ぶと良いでしょう。

また、保険の利用方法に関しても差があります、アニコムやアイペットの保険の場合、提携医療機関においては保険証を提示することで会計から補償分を引かれた金額を支払うのみの窓口精算ができます。その他の保険に関しては基本的には窓口では一旦全額支払い診断書などの必要書類を保険会社に送り後日返金という形になります。

加入条件

ペット保険の多くで新規加入年齢制限が設定されています。多くは10歳前後となっておりますが早いものでは8歳未満となっているものもあります。多くの保険では継続については年齢制限をつけてはおりませんが保険の乗り換えなどを検討している方は早めに行うと良いでしょう。

年齢の他に、飼育目的と既往歴と健康状態が条件となります。飼育目的では興行用・闘犬用・賭犬・猟犬は基本加入不可です。その他の既往歴や健康状態については保険により違いがあることがあります。ですので、慢性疾患の発症後に切り替えるなどは難しいこともありますので補償内容と合わせて検討することが必要になります。

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まとめ

ペットの急な病気や怪我で、獣医さんに診てもらうときに不安なのが、多額な費用が掛かる可能性があったり、これくらいのことで連れてこなくてもと思われないかなどではないでしょうか?そんなときに保険に入っていれば費用の心配なく安心して病院に連れていけますね。また、Pet’s All Rightなど獣医師さんに相談できるサービスを利用しておくとちょっとしたことでも相談できますし病院にも行きやすくなります。

ペットの家族化と言われる時代。ペットと長く生きていくためにも、通院は大事なことです。ペットが高齢になった場合、免疫力が低下し、病気になりやすくなります。もしもの場合に高額な医療費が飼い主の負担にならないよう、保険の加入を考えてみては、いかがでしょうか?