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可愛い子犬が我が家にやってきて、最初に教えることがトイレですよね。何をどうしていいかわからず意味のない教え方をしたり、しつけを焦るあまり叱ったりしていませんか?
成功するしつけにはいくつかのコツがあります。初めてのトイレトレーニングでも失敗しない対処法をお教えします。

■ これで失敗させない!4つのコツ

Cute siberian husky puppy pooping on green grass

【排泄のタイミングを逃さない】

排泄をしやすい時というのは次のような時です。

1. 食事の後少したった頃

2. 遊びや運動をしっかりやった後

3. 水を飲んで少ししてから

排泄をしたいと犬は必ず排泄のサインを出します。毎日一緒に過ごしていくうちに、自然にサインに気がつくようになります。

【こんな時はトイレのサイン】

1. 床や周辺の臭いをクンクンと嗅ぎまわる

2. ソワソワして落ち着きがない

3. オモチャを噛んで遊んだあと急にやめる

このような時はすぐにトイレシートの上に連れて行きましょう。トイレが成功した時にいつも同じ言葉をかけ、号令のように使うと犬はしっかり覚えていきます。号令に従ってトイレも出来るようになります。

■ トイレとレーニング中の心得

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photo by http://gori.me

1. 子犬の様子をしっかり見る

毎日時間がある限り子犬を観察しましょう。その子の行動をよくみていれば排泄の前後の行動もよくわかります。トイレトレーニングが長引いた時の対処もその子の性格によってさまざまなので、表情まできちんと観察して下さい。

2. 失敗は成功の元と考えよう

何度も失敗をすると粗相により掃除もしなくてはなりませんし、うまくしつけ出来なくて焦りや不安も積もってきます。失敗なしで成功はありません。この失敗が次の成功につながると信じ、広い心を持って接しましょう。

怒りや焦りの感情を子犬は察知して萎縮してしまいます。失敗して叱られると排泄が「悪いこと」「叱られること」だと思ってしまい、飼い主に隠れてとんでもない場所でしてしまうことがあります。

■ 成功したら大げさに褒める!

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トイレできちんと排泄出来たらその場で褒めましょう。犬は10分程度で忘れてしまう動物です。後から褒めても何のことかわかりません。たくさん撫でて大げさなくらいに褒めると「良いこと」をしたと思いますし、子犬は相手にされたり撫でられたりすることが大好きなのでより信頼関係が出来ます。

一番大切なのは飼い主本人の「ゆとりのある心」です。余裕のない状態では何事もうまくいきません。これを忘れずに始めましょう。

子犬のトイレトレーニングは飼い主の余裕ある心が大切です。子犬をよく監査し、排泄のタイミングや子犬が出すサインを見逃さずトイレをさせます。失敗しても叱らず、成功したらたくさん撫でて褒めましょう。上手に信頼関係を作って取り組めば必ず成功するはずです。