犬 散歩 ルート 時間 決め方
愛犬にとってお散歩は、毎日の日課であり、大好きな飼い主とコミュニケーションのとれる、とても楽しい時間です。お散歩は、飼い主としての努めです。そのため、愛犬が満足できるようなお散歩をしてあげる必要があります。

愛犬が満足できるようなお散歩ルートや時間は、どのように決めたら良いのでしょうか?愛犬とのお散歩についてご説明いたします。

お散歩のルートは決めないほうが良い?

犬 散歩 ルート 時間 決め方
結論から先に申し上げると、お散歩のルートは毎日変えてあげたほうが良いでしょう。飼い主の気分次第で、今日はこっちのルート、今日は行ったことのないこっちのルート、と日々のお散歩のルートを決める必要はありません。

なぜなら、お散歩のルートを決めてしまうと、犬はお散歩のルートを覚えてしまい、飼い主を先導するようになり、引っ張り癖がつく犬になってしまう可能性があるからです。そのため、お散歩のルートを毎日変えてあげることで、犬はどこに行くのかわからなくなるため、飼い主の様子を伺いながらお散歩をするようになります。

また、お散歩ルートを決めないで散歩をすることにより、愛犬の気分転換にもなります。お散歩というのは、基本的に愛犬のストレス解消と運動不足解消が目的です。そのため、愛犬としては毎日違う環境でお散歩ができるということは、毎日違う刺激を受け、良い気分転換になるでしょう。

お散歩にかける時間も決めないほうが良い

実は、お散歩にかける時間も決めないでお散歩をしたほうが良いのです。それは、お散歩の時間を決めてしまうと、先ほど申し上げたように、犬にとって毎日のルーティーンになってしまうからです。

大型犬であれば、毎日2時間程のお散歩が必要という声もありますが、決してそんなことはありません。お散歩は時間ではなく、質が大事だということを覚えておいてください。1時間以上お散歩をしていると、オス犬であればそこら中にマーキングをしたり、飼い主を先導するようになってしまう可能性があります。

そのため、短い時間のお散歩でも、公園で思い切り愛犬と一緒に走ったり、ボール遊び等をすることで、十分運動はできますし、愛犬とのコミュニケーションをとることもできます。愛犬とのお散歩で大事なことは、お散歩のルートや時間を決めないでお散歩をすることが一番大事ということを覚えておいてください。

お散歩はしつけの時間でもある

犬 散歩 ルート 時間 決め方
毎日決まった時間にお散歩に行くこともおすすめはできません。なぜなら、毎日朝の何時、夜の何時にお散歩をしていると決めている場合には、お散歩の時間が近くなったら愛犬が吠えて飼い主にお散歩を急かすようになってしまうからです。これを続けてしまうと、無駄吠えや要求吠えが癖になってしまう可能性があります。

もちろん、日光の出る真昼間にお散歩をすることは、アスファルトが熱くなっており、肉球の火傷につながりますのでやめましょう。また、お散歩中に突然逆方向に向かったりすることで、愛犬の引っ張り癖がつく可能性は低くなりますし、お散歩中に「来い」や「待て」のしつけを同時に行っても良いかもしれません。

お散歩中は、リードをたるませて散歩をすることで、愛犬のストレス軽減にもなります。常に愛犬のリードを突っ張らせると、愛犬は首が絞まり興奮しやすくなってしまいます。もちろん危険を感じる場所であったりする場合には、リードを短く持つ必要はありますが、基本的には愛犬のことを信頼してあげ、リードをたるませるようにお散歩をすると良いでしょう。

まとめ

愛犬のお散歩のルート、時間等は、すべてその日の飼い主の気分で変えてあげることで、愛犬の無駄吠えや要求吠え等のリスクが減り、愛犬が毎日お散歩を楽しむようになるでしょう。愛犬とのお散歩の時間は飼い主との大事なコミュニケーションの場です。飼い主も愛犬と一緒にお散歩を楽しみながら行いましょう。

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