猫好きな人の多くが共通しているのは、猫はどんな猫だってカワイイということ。道であった猫、店であった猫、友達の家であった猫、どんな猫とも仲良くなりたいですよね。そんな猫好きな方の中には、「猫になついてもらいたいのに、いつも逃げられる・・・」「友達にはなつくのに、なぜか私には懐かなくて悲しい・・・」そんな経験ありませんか?
実はそれ、何気なく行っているあなたの行動を猫は嫌がっているのかもしれません。今日は、猫に好かれる人が何気なく行っている行動を、紹介したいと思います。ほんのちょっと気をつけてみるだけで猫と仲良くなれる3つの行動パターンをご紹介します。
ゆっくり低姿勢で近づいて
猫に近づくとき、どのように近づいているか思い出してみましょう。頭に覆いかぶさるように上から近づいたり、いきなり触ろうとしていませんか?私たち人間も、いきなり近距離に来られたり、大きな音を出されたらびっくりして嫌悪感を抱いてしまいますよね。
どんな動物も、自分より大きな動物を怖がりますし、特に猫は非常に警戒心の強い動物です。猫に近づくときは、「ゆっくり・低姿勢」を心がけましょう。猫と同じ目線で近づいていくのがポイントです。
また、最初に自分から体を近づけるのではなく、指を一本たて、腕を猫のほうに伸ばしてみましょう。すると、猫のほうから、そっと近づいてきてくれるはずです。
動物写真家の岩合光昭さんは、ほふく前進のような姿で猫に近づいていたそうです。大きな音を立てずにゆっくりと静かに近寄れば、猫もきっと警戒心を弱めてくれます。猫のペースに合わせてゆっくり仲良くなっていきましょう。
高い声で落ち着いて話す
言葉で挨拶するときは、いったいどのようなトーンで話しかければ、猫に好かれるのでしょうか。猫は、どちらかというと、男性よりも女性の高い声を好むようです。
これは、猫の声質と女性の高い声がにているからと言われています。もちろん高い声と言っても「キャー!カワイイ!!」と甲高く騒がしい声はNGですよ。
可愛い猫をみるとついつい歓声をあげたくなる気持ちは、痛いほどわかりますが、グッと我慢してみましょう。猫は警戒心が強く耳もいいので、甲高くて大きな声を聞くとびっくりして怖がってしまいます。大げさに騒ぐのではなくて、ゆっくりと落ち着いた高い声で話しかけるのがポイントです。
撫でられて嬉しいタイミングを知ること
猫は気まぐれな動物です。いつでも、撫でることを許してくれるわけではありません。いったいどんなときであれば猫を撫でてよいのでしょうか。眠いときや寝ているときなど、リラックスしている状態で触られるのを好む猫が多いようです。
一方、食事中や遊んでいるとき、毛づくろいのときに触ると嫌がることが多いので、猫が撫でてほしいという態度を示したとき以外は、触らないようにしましょう。
さて、撫でるチャンスが巡ってきたとき、あなたはどこを撫でてあげますか?猫には撫でられて嬉しい場所とそうでない場所があるんです。
猫が触ってもらって嬉しいところはココ!
猫が撫でられて喜ぶ場所は大きく4箇所あります。
①耳の後ろ
②喉や首周り
③頬や額
④背中
確かに猫は顎を触られると目を細めて本当に気持ちよさそうにしていますよね。顎はかゆくなりやすいそうなので、そこを掻いてあげると喜んでくれます。
逆に触られて嫌なところは、ココ!
①尻尾
②おなか
③足
この3ヶ所です。
犬であれば、おなかを触られると仰向けになって嬉しそうにしますが、猫は嫌がることが多いので、要注意!猫に好かれる人は、猫に対して、嫌がる行動はしません。少しの心がけ次第で、あなたも猫に好かれる人になれるはずですので、猫に会う機会にぜひ、試してみてください。