寒さのために、億劫になりがちな冬のお散歩。春や秋よりも、お散歩にいく回数が減ってしまうことはありませんでしょうか、犬も寒さに強いとはいえ、犬種によっては寒がりのこもいます。飼い主さんも犬も寒がりでは、お散歩の頻度が少なくなりがちです。運動量が減ったにも関わらず、食事量を維持していると当然、肥満状態になります。
犬の肥満は、何が理由なの?
犬の肥満はご存じの通り、食生活と運動が大きく影響します。その他の影響として、病気や薬の副作用で太ってしまう場合もありますが、今回は、生活環境が要因となる肥満の原因を考えてみましょう。
ごほうびやストレス解消時に与えるおやつ
おやつをあげることは、訓練やしつけをするために、とても役に立ちますが、つい知らず知らずのうちに、あげ過ぎてはいないでしょうか?基本的に、しつけと訓練のごほうびは、スキンシップやたくさん褒めてあげることが、一番のごほうびです。おやつを与えすぎないように注意しましょう。
飼い主さん以外から与えられるおやつ
飼い主さんがおやつを上げないように注意しても、来客が多いお家では、お客さんからもらってしまうことで、いつの間にか与えすぎてしまっていることがあります。その場合は、愛犬をお客様がいらっしゃる場所以外の所に移動するか、お客様におやつをあげる頻度を理解してもらうように説明をして、おやつを与えすぎない環境をつくることが大切です。
運動量が少ない
冬の寒さのため、飼い主さんがお散歩頻度を減らしてしまうことがあります。お散歩は、犬にとって運動の機会です。運動する機会が減ると、当然カロリー消費が出来ません。また、お散歩に連れていけなかった飼い主さんが、その代わりにと愛犬におやつをあげてしまうことがあり、より肥満になりやすい環境をつくっているといえます。
お散歩にいけない時は…
できることであれば、お散歩につれていってあげるのが一番よいのですが、飼い主さんの体調不良や忙しさで、お散歩につれていけない日もありますよね。そんな日は、おうちでもできる簡単な運動や健康管理があります。
室内で遊んであげる方法
1.ボール
ボールに興味があるこであれば、ボールを追いかけさせたり、おもちゃを投げて取ってくるなど室内で走らせる運動をしてみましょう。
2.食事管理
食事療法で肥満を防ぐ対策もあります。お散歩が減って運動していない分、食事量が減る犬もいますが、変わらずに食欲がある犬の場合は、少し食事量を減らすようにしましょう。
3.体重管理
愛犬の体重を飼い主さんが常に知っておくことは、肥満予防の第一歩です。飼い主さんが肥満に気が付いた時には、かなり体重が増えて、元の体重に戻すのが大変な場合があります。寒くてお散歩が少し減っている時こそ、定期的に愛犬の体重を量り、健康管理するようにしましょう。
まとめ
冬のお散歩は頻度が下がりやすくなる傾向がありますが、犬にとって健康で生きるためにとても大切な事です。寒がりの愛犬の場合でも、家でゴロゴロするばかりの状態は避けましょう。お散歩は犬にとってもストレス発散に役立ちますので、寒い冬でもめげずに、楽しくお散歩をするようにしましょう。