Sport lifestyle with dog.

ムチムチと太ってしまった愛犬、そのままにしておくと、らに肥満は進んでしまいます。注意していても、ついついおやつを与えてしまうなど、習慣を変えることは最初は難しいかもしれません。そこで、日常生活の中で少しずつ楽しみながら、運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?新しい楽しみが見つかるかもしれません。

■ 楽しみながらエクササイズの機会を

太ってしまった愛犬のためには、楽しみながらエクササイズすることが一番です。急に激しい運動をすると、そのまま体調不良を起こしてしまうこともありますので、少しずつ生活の中に取り入れ運動する習慣を持ちましょう。

例えば、お部屋の中で遊ぶのであれば、おもちゃを上手に利用しましょう。引っ張りっこを全力で一緒にやってあげるだけでも、体力を使います。ボール投げは、もってこいの指示で何度も繰り返すことでカロリー消費になります。愛犬が夢中になるおもちゃを見つけて、長時間遊ぶことができれば、お部屋の中でとてもよい運動になるのです。

ただし、フローリングで滑って骨折や脱臼などのケガにつながらないように滑り止めのマットや敷物を事前に敷いておくなど、愛犬のための環境も整えてあげるようにしましょう。また、食後に急激な運動をすると、体調を崩す原因にもなりますので、休む時間と運動の時間はメリハリにも気をつけて。

■ 散歩の時間にもエクササイズ

愛犬とのお散歩は犬種によって異なりますが、毎日の習慣としてできる限り行ってあげたいものです。もともと狩猟犬として活躍していた犬種は、運動不足になるとストレスもたまってしまいます。また散歩に行くことで、たくさんの人に会えたり、他の犬の接する機会があったり様々な刺激を受け、社会経験を積むこともできますので、可能な限り行くようにしましょう。

お散歩の中でも運動を取り入れてあげましょう。いつもの散歩コースの中に階段の上り下りを入れてみる、安全な場所でロングリードを使って思いっきり運動させる、近場のドッグランがあれば立ち寄ってみるなど、愛犬が楽しみながら運動できるお散歩コースを作ってあげることでエクササイズと共によい気分転換になるでしょう。

また、飼い主さんとのトレーニングを通して運動していくことも楽しみのひとつです。基礎服従や障害物を越えるアジリティーなど、愛犬と運動しながら飼い主さんとの信頼関係を深めるトレーニングにもなります。

■ 食事管理と運動で効果的

Woman with dog

愛犬にとって食事と運動の関係はとても大切です。肥満になってしまうと、それは大きな病気にもつながりかねません。ダイエットが必要になった場合は、できる限り楽しみながら運動をおこなうことで、愛犬と飼い主さんが一緒に頑張ることができます。

急激にカロリーを減らしてしまったり、激しい運動をすると、かえって愛犬に負担をかけてしまうことになります。不安な場合は獣医師に相談しながら、食事管理と運動管理をするようにしましょう。

日常の中で遊びをたくさん入れる分、愛犬は欲求のままにおやつをねだってしまうかもしれません。そんな時は違ったおもちゃやご褒美を与えるか、1日分のフードの中から数粒だけ与えるようにしてもよいでしょう。

■ まとめ

太ってしまった愛犬にとって運動は少し苦しいものかもしれません。だからこそ、少しずつ日常生活に入れてあげることで家族と楽しみながら、運動できるコミュニケーションの時間にしてあげましょう。運動に慣れてきたら、トレーニングやアジリティーなど次の目標をもってみても楽しいかもしれません。愛犬が好きなことをまずは見つけ、たくさん褒めて伸ばしてあげましょう。

肥満になると病気になるリスクも一気に高まります。肥満になってからのダイエットは大変なので、日常的に運動する習慣をつけることで、健康的な体を維持するようにすれば、愛犬とも長く健康的な生活を送ることができるはずです。