猫は警戒心が強い生き物。犬と違って、やすやすとは人間になつかない動物です。性格によっては、触られるのが苦手なこもいて、飼い主の動きをじっと見つめて観察しているこもいますね。触れようとすると、毎回するりと逃げられてしまう…愛猫をなでられないというのは、寂しいですよね。そこで、今回は、ツンデレな猫でも、なついてくれる7つの方法をご紹介!ぜひ、可愛い愛猫になついてもらえるように試してみてください。
■ ルール1 「最初の挨拶は、人差し指からにゃ!」
いきなり猫を撫でようとするのはNGです。では、どうやって近づいていけばいいのでしょう?猫は、目の前にあるものの臭いを嗅ごうとする習性があります。まずは、人差し指を立て、その指を猫の鼻の前に、そっと差し出してみましょう。臭いを嗅ごうとする猫は、自分から近づいてきます。猫を驚かせない様に、焦らずゆっくりをした動作で、優しく徐々に近づいてくださいね。
■ ルール2 「上から見下ろすなにゃ!」
猫に近づくときは、上から見下ろす姿勢はNGです。頭の上から覆いかぶさられると、猫は恐怖で逃げ出してしまいます。できれば、しゃがんだ状態で猫から近づいてくるのを待つくらいのイメージで距離を縮めていきましょう。
■ ルール3 「そんなに目を合わそうとするなにゃ!」
猫は狩りを行う習性を持っていますが、その猫にとって相手をじっと見つめる行為は、獲物の狙いを定めていると考えられます。そのため、目を合わせないようにすることが、猫を安心させるコツです。猫とは視線を合わさず、時には無視するくらいのほうが、猫は安心して、相手に近づいてきます。
■ ルール4 「大きな音を立てるなにゃ!」
猫は音に敏感な動物です。そのため、大きな音がすると驚いて、逃げてしまいます。大きな音でドアを閉めたり、猫のそばで掃除機を掛けるという行為は、猫に嫌われてしまうわけですね。できるだけ大きな音を立てないようにして、猫を怖がらせないようにしてください。猫に呼びかける際も、大きな声でなく優しく呼びかけるようにしましょう。猫が男性よりも女性を好むのは、女性の声の方が優しく安心できるからと言われています。
■ ルール5 「臭い!強い臭いは嫌いにゃ!」
猫の苦手な臭いは、柑橘系やタバコの臭いです。また、飼い主が強い香水をつけていると、自分のニオイがついたテリトリーを侵され、猫はその場所にいることが落ち着かなくなります。猫は自分のニオイを付けた場所で安心して暮らしていけますが、香水などの強い臭いをさせている飼い主は、猫に嫌われる元となります。最近流行りの香りつきの柔軟剤も、臭いが強いものがありますね。衣類などについた臭いには、気をつけるようにします。
■ ルール6 「こっちのペースに合わせろにゃ!」
猫は、集団で生活する生き物ではありません。猫島などで、集団で暮らしている猫もいますが、もともとは、独立して行動する動物です。その猫が思うように行動することが、彼らにとって普通なのです。甘えたいときには、猫自らそばに寄ってきます。その時には、思い切り甘えさせてあげましょう。反対に、猫がそっけない態度を示したら、そっとしておきましょう。1匹で過ごしたいサインです。飼い主の方から決して近づかないことですね。甘えたいときと、そっとしてほしいとき、しっかりと見極めながら、猫と接するようにしましょう。
■ ルール7 「遊びたいときに、遊んでくれたらいいのにゃ。」
猫が好きなおもちゃと言えば、ねこじゃらしやボールです。それらを用いて、一緒に遊んであげましょう。適度に遊んであげると、飼い主になついてくれることが多くなります。
★ おまけ 好物やお菓子をあげる
7つのルールを実践しても、なかなか距離が縮まらない方は、最後の手段、猫の好物をあげてみましょう。大好きなおやつをもらうと、猫は、この人は悪い人ではないと判断してくれます。猫は、エサの時間を覚えることができるので、いつも同じ時間にエサをあげる様にすると、エサの時間には、猫がそばに来てエサの催促を始めます。ただし、肥満には注意が必要ですし、塩分の摂りすぎも体に良くありませんので、ご注意を!
■ まとめ
ツンデレ猫をなつこかせることができたら、猫の飼い主上級者です!猫も個性があり、最初からなつきやすい子もいれば、難しい性格の子もいます。猫の個性を尊重しながら、7つのルールを守って、接してみてくださいね。愛猫との絆が深まれば、毎日が楽しくなること、間違いなしです。