主な症状

視力が低下するため、動作がぎこちなくなったり、行動が慎重になることから一見元気がなくなったように見えたります。 萎縮した網膜から生じる酸化物質により、目の水晶体が変質して二次的に白内障を併発することもあります。

予防方法

進行性網膜萎縮は遺伝性の病気なので、予防することはできません。

原因

進行性網膜萎縮は、遺伝により発症します。網膜にある光を受容する部分に異常が生じ、網膜の萎縮が始まり、最終的に多くの犬が失明に至ります。

治療方法

進行性網膜萎縮は、遺伝性の病気のため確かな治療法がありません。そのため、進行性網膜委縮と診断されたら、なるべく不安やストレスの少ない環境を提供してあげることが大切です。進行性網膜萎縮自体は目に痛みや不快な症状をもたらす病気ではありませんが、二次的に生じる可能性が高い白内障は、その後に痛みを伴う炎症や緑内障を合併することがあるため要注意です。

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