主な症状

症状は、子犬と成犬で異なります。子犬の場合は、激しい下痢がおこり、体重が著しく低下します。それに伴い、発育不全などが起きる場合があります。また、糞線虫が肺に侵入した場合は、咳や湿疹がでることも多いです。成犬の場合は、症状が現れないか、または水分を多量に含んだ下痢が出ることがあります。

予防方法

散歩時や犬が集まる場所では糞便をすぐに回収するようにして、衛生管理に注意しましょう。また、定期的に動物病院で検査を行い、必要に応じて駆虫薬を飲ませるようにしましょう。糞線虫症の場合、成犬では症状が出ないことが多いですが、それが原因で子犬に移してしまうこともあります。そのようなことを防ぐためにも健康管理はしっかり行いましょう。

原因

糞線虫症は、感染した犬の糞便と一緒に排泄された糞線虫の幼虫が、口から入ったり(経口感染)、皮膚を穿孔(せんこう:穴をあけること)すること(経皮感染)などによって感染します。犬の体内に入った糞線虫は、小腸粘膜内に寄生して障害をもたらします。また経乳感染することもあり、体の小さな新生子では重篤な症状が引き起こされます。

治療方法

糞線虫症の治療には、イベルメクチンなどの駆虫薬を投与します。しかし、1回ではすべての糞線虫を駆虫できない可能性もあるため、何度か糞便検査を定期的に受け、必要があれば駆虫薬の再投与を行います。

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