主な症状
主な症状としては、ぼんやりしている、失禁する、難聴、鳴き声がおかしい、夜泣きする、トイレを失敗する、などがみられます。これらの症状は、同時に発生するものではなく、一つ一つ、ゆっくりと発症するのが特徴です。
予防方法
早期発見・早期治療が大切です。また、認知症と似たような症状で、脳腫瘍が隠れている場合があります。麻痺がある、急に上記のような症状が複数出てくるなどがみられた際は、動物病院を受診し、検査してもらいましょう。
原因
はっきりとした原因はよく分かっていませんが、老化に伴う脳の萎縮や神経に対して毒性のある物質が脳に付着することによって、発症すると考えられています。
治療方法
認知症の症状改善や進行の抑制のために、高齢犬用の食事やサプリメントを投与します。また夜泣きがひどい時などは、鎮静剤を処方される場合もあります。食事や運動などを管理し、飼育環境を改善してあげることも症状の改善に繋がります。