主な症状
内耳炎を発症した犬には、うまく歩けずよろめいたり転倒したりするといった症状がよくみられるようになります。その他にも、炎症が起こっている方向への捻転傾斜、眼振(眼球が左右に揺れたり、回転したりする)が見られます。初期症状として、吐き気や嘔吐があり、食欲の低下といった症状が現れることもあります。
予防方法
中耳炎・外耳炎を発症した際に、早期治療を行うことが大切です。
原因
細菌感染によるものが最も多く、感染性の外耳炎・中耳炎から波及して生じます。その他には、腫瘍が原因で生じることもあります。
治療方法
原因によって治療方法が変わります。細菌感染による外耳炎・中耳炎から波及し発症したものであれば、抗生剤の長期投与を行います。しかし重度の場合は、外科的手術が必要となる場合もあります。。