主な症状
鼻炎症状がさらに悪化し、粘り気のある膿の混じった鼻汁やひどいくしゃみが見られ、この鼻汁には血が混じることもあります。鼻が詰まるために呼吸が荒くなり、口をあけて呼吸するようになるほか、炎症がひどくなると鼻梁から額のあたりが腫れて熱を持ち、痛くて触れられるのを嫌がるようになることもあります。炎症が進むと、膿が副鼻腔内にたまって蓄膿症になる場合もあります。
予防方法
まずは鼻炎を予防することが大切です。原因となるウイルス感染を防ぐために、定期的にワクチン接種を行うように心がけましょう。
原因
一般的な原因は鼻腔内に鼻炎が発生していると、隣接している副鼻腔内にまで炎症が波及してしまうことです。
治療方法
別の疾病によって副鼻腔炎が引き起こされている場合は、まずそれらの基礎疾患への治療が施されます。鼻炎が原因の場合は抗生物質や抗真菌薬の投与、また歯周病が原因の場合はそちらの治療が優先されます。また抗生物質などを投与する内科療法を行う方法もあります。場合によっては外科的に副鼻腔にチューブを入れて、そこから副鼻腔内を洗浄することもあります。
