主な症状

免疫が働かなくなり低下し身体の抵抗力が落ちてしまうことで、病気や怪我が治りにくく体重が減少する・下痢や肺炎・リンパの腫れなど多くの症状がみられます。口内炎や歯肉炎など口腔疾患や貧血、慢性の鼻炎や腸炎、結膜炎なども多くなっていき、様々な病気を併発していきます。末期になるとさまざまな病気を併発し、やがては死にいたってしまう恐れがあります。

予防方法

猫を外に出さないことや、 ケンカ防止の為にも、去勢・避妊手術を受けておくと効果的です。

原因

ウイルスは唾液に多く含まれるため、感染猫とのケンカによる噛み傷から感染します。同居猫とのグルーミングや、感染親猫の子猫へのグルーミングによる感染は、かなりまれだそうです。また、交尾での感染も低く、親猫のどちらかが感染している場合の子猫への感染例も少ないです。

治療方法

体内にはびこったFIVを駆逐する特効薬がないため、現れた症状に対するその場その場の対症治療が基本となり、抗菌薬や抗真菌薬の投与、ネコインターフェロンによる免疫力の補助、貧血に対する輸血などを行います。

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